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ビットコインの危険性をあらゆる角度から検証してみた。

副業長者ノリスケ

工場の派遣から転職を5回繰り返して年収800万円到達。 ブラック企業もウツも経験済み。 なんとなくではじめた副業が本業よりも稼ぐようになったので起業しました。

更新日:

ビットコイン、かなり知名度が上がってきましたよね。

ぼくは2017年の4月あたりからやっているのですが、周りでビットコインの話を聞くことが飛躍的に増えてきました。

ただ、毎週、毎週繰り返されるのが有識者()の「ビットコインはバブルだ!」発言。

数年前からずっと言われている「ビットコインはバブル」というのが果たして本当なのか、いろいろと調べてみました。

ついでにほかの危険性もあらゆる角度から調べました。

結論を先に書いちゃうと、

「数ヶ月ずっと調べた結果、僕はなんと言われても、多少暴落してもずっとビットコインを持ってる」

という感じです。

ではどうしてそんな自信があるのか、検証の結果を書いていきたいと思います。

数ヶ月かけてビットコインの危険性をあらゆる角度から検証してみた。

1.そもそも今はバブルなのか?

バブルだバブルだとつねに言われているビットコイン。

たしかにバブルっぽい雰囲気は非常にあります。

ただし気をつけなきゃいけないのが、

「テレビでバブルだなんだと言ってる人は実はたいして詳しくない人」

の場合が非常に多いです。

そもそもの話ですが、テレビは事実を歪曲して伝えることが非常に多く、素直に信じることはリスクが高いのです。

新聞も基本的に情報が遅く、さらにはよくわからない人がトンチンカンなことをさも当然のように語っていることがあります。

ビットコインの仕組みや現在どのような開発が進んでいるかなどをわからないで「ビットコインはバブルだ!」と言っている人の話は参考になりません。

最近よく、「チューリップ・バブルと同じだ!もうダメだ!」なんて話を聞きます。

ホントにチューリップ・バブルと同じなのかな…?と疑問を持って調べてみたんですが、ビットコインとはまったく性質が違うことに気が付きました。

よく言われるチューリップ・バブルとはまったく違う

チューリップ・バブルというのは、1636年あたりにオランダであったバブルのことです。

当時のオランダでは、チューリップというのは富の象徴でした。

特にレアな品種(偶然生まれた珍しい色)のチューリップは高値で取引されていたのです。

チューリップ・バブルはその名の通り、チューリップの球根の価値がめちゃくちゃあがり続けた後に、数日ですぐにサクッと大暴落した事件のことです。

一番、球根の価格が高かったときは、レアな色を咲かせる球根1つで、一等地のでっかい家が買えちゃったとか…。

このチューリップ・バブルが弾けた主な原因は

先物市場が非常に活発だった

ということです。

先物市場というのは「来年に出荷できるはずのチューリップの球根を買う権利を今売ってあげるよ」というヤツです。

今は球根ないけど、買う権利を今売ってあげる、的な感じですね。

こういった売り方をする人がどんどん増えていき、球根がないにも関わらずどんどんお金だけが動くことになったのです。

実態のない取引が増えるにつれ、債務不履行(お金払ったのに球根買えない)も増えることになります。

そういううわさが出てくると、みんな「球根をちょっとでも早く誰かに売りつけて現金にしないと!」となりますよね。

そうなると、みんなが球根を売りつける&誰も高値で買いたがらないために、価格が大暴落してバブルが終わることになります。

これが果たしてビットコインも同じ結末になるのか、ならないのか…。

では、チューリップ・バブルと今のビットコインの違いをまとめてみたいと思います。

チューリップ・バブルの球根 ビットコイン
全体の個数(枚数) 球根はいくらでも育てれるため、無限 2200万枚しか発行されない
使いみち チューリップを咲かせる、あらたな球根を作る 一部では現金と同じように決済に使える
先物取引 ものすごく先物が盛んだった 先物が開始されているが、あまり動いていない
鮮度 持ってるだけで腐っていく ずっと持っていても価値は変わらない
規模 オランダとヨーロッパのごく一部 全世界
仕組み レアな球根ができるのは偶然できるのを待つしかない ブロックチェーンという技術がベースになっていて、不正やコピーなどがほぼ不可能
どのように保管するか 冷暗所で保管するがいつかは腐る デジタルなウォレットに入れて保管。つねに変わらない。

比べてみると、チューリップとビットコインではまったく違うことがわかります。

もしたとえビットコインのバブルが崩壊したとしても、チューリップ・バブルとは全然違う意味合いになります。

バブルの期間

ビットコインの現状がバブル真っ只中だと仮定した場合、いつ終わるのかが非常に重要です。

バブル真っ只中ということは、売り時さえ間違わなかれば、持ってるだけですごく儲かるってことになります。

そしてバブルが弾けるちょっと前に売れば、めちゃくちゃ儲かることに…!

というわけで、いままで起きたバブルはどれくらいの期間だったのかを調べてみました。

バブル名 期間
日本のバブル景気 1986年ごろ~1991年ごろ(約6年間)
チューリップ・バブル 1636年ごろ~1637年ごろ(約2年間)
ミシシッピバブル 1719年ごろ~1720年ごろ(約2年間)
南海バブル 1718年~1720年(約3年間)
ITバブル(ドットコムバブル) 1999年~2000年(約2年間)
アメリカ・中国の不動産バブル 2003年~2006年
石油バブル 2004年~2008年

短いバブルだと2年間くらい、長いのだと6年間もありますね…。

うーん、参考にならない…かな?w

とりあえず、ビットコインがバブルっぽい上昇を示したのはいつなのか見てみます。

グーンと上がってるのは…2017年の12月ですね。

現在、あまりにも急激に上がりすぎたこともあり調整局面に入った感じがあります。

先ほどのバブルの歴史と照らし合わせてみると、まだ今回はバブル崩壊とならない確率が高そうですね。

あと1年くらいは持ちそう…。

そしてそのころには逆にバブルだ!という人は少なくなりそうな気がしますw

2.国が規制をした場合の危険性

ビットコインの強みは「非中央集権」ということです。

日本円の価値は日本に依存していますよね。

日本が廃れてしまったら、日本円も価値が下がってしまいます。

これがいわゆる「中央集権」です。

ビットコインはそれとは違い非中央集権なのが画期的な点です。

つまり、国家に依存しないで価値を維持できる…ということなのですが、実は疑問も残ります。

いくら、ビットコインの価値は国に依存しないと言っても、国が「ビットコインの所持を禁止!」って言っちゃったらビットコインの価値はダダ下がりになっちゃいますよね。

果たしてそんなことはあり得るのか…。

実は中国では一部規制がすでにされています。

中国では規制がすでにされている

2017年の10月31日、中国では仮想通貨の取引所を運営することが禁止となりました。

これによって、中国人はビットコインを買うことが難しくなった…と言われています。

が、実際は普通に中国人もビットコインを売り買いしていますw

規制をすることでビットコインを押さえつけようとしても、なかなかムズカシイということなのかもしれません。

ただし、多くの国で「ビットコインはダメ!」という法律が万が一できた場合、価値の大暴落は免れないと思います。

韓国の金融監督院(FSS)は、取引を規制しないという表明をしたそうなので、この点は悪くないですね。

国は税金を取れなくなるのを恐れている

国はビットコインを規制したいのか、したくないのか…。

その答えは、税金にあります。

要は国としては、税金をとれる(お金の流れを把握できる)状態にしたいわけです。

例えば2017年、ビットコインで大儲けした日本人は非常に多いと推測できます。

日本政府としては、どれくらい儲けた人がいるのか把握できさえすれば、リスクなく税金をがっぽりとることができます。

ただし、それはビットコインのような履歴がわかりやすい通貨の場合。

ジーキャッシュやモネロと言った、一部の匿名系通貨は、税金逃れに使われてしまう可能性があります。

政府としては、そんな感じで税金逃れをされたら面白くないですよね。

税金とれなくなるなら規制せねば…!ってなっちゃうわけです。

こういった事情があるので、国がどういうスタンスで行くのかはしっかりアンテナを張ってなければいけません。

今のところ、日本はわりとおおらかなスタンスです。(その分税金は累進課税なので儲かれば儲かるほどかなり高くなります)

まぁ、いきなり規制する!ってなったら大暴動が起こりそうですし、その可能性は低いかも…。

3.盗まれる危険性はあるのか?

ビットコインは盗まれる可能性があるのか、と言われれば、答えはYESとなります。

金(ゴールド)だって、現金だって、盗まれる可能性はあるのと一緒です。

ただし、自分でしっかりと管理できさえすれば、ゴールドや現金よりも盗まれにくくもなります。

取引所のGOX問題

2014年に起きたマウントゴックス事件。

これは、ビットコインの取引所として運営されていたマウントゴックスが突如としてサイトを閉鎖させた事件です。

取引所にビットコインを置いていた人はみんなそのビットコインを引き出せなくなってしまいました。

これは今も裁判が続いています。

この事件から、ビットコインがなくなってしまうことや取引所が突如閉鎖されることをGOX(ゴックス)すると言うようになりました。

取引所、特に海外の取引所は信頼せずに、常に自分のウォレットにビットコインを入れるようにしましょう。

4.ビットコイン長者の危険性

2017年8月2日に、名古屋市のパート従業員の女性(53)が遺体で見つかった事件がありました。

この事件はビットコイン関連というよりは、ビットコインの投資ビジネス(ほぼ詐欺みたいなもの)に関するものだったようです。

これとは別に、急に億万長者になった人たちも多く出てきました。

不用意に「俺、めっちゃ金持ちになった!」なんて言ったら、誘拐されてしまうかも…。

トルコでは、ビットコイン長者がギャングに襲われるという事件も発生しました。

この事件では、盗まれたビットコインを調査して、ギャングの逮捕に成功しています。

いまのところ日本ではビットコイン長者を狙った誘拐の話は聞きませんが、何十億円も持っている方は充分注意してください。

5.将来的に量子コンピュータで解読される危険性

ビットコインは将来、量子コンピュータで解析されて、セキュリティが破られる!なんて話も聞きます。

結論から言うと、そんなに心配することではありません。

量子コンピュータに対抗できる量子暗号化技術が組み込まれることで、その不安はなくなります。

そもそもの話ですが、ビットコインの暗号キーが解析されちゃうレベルの量子コンピュータだったら、銀行の口座も簡単にハッキングできちゃうと思いますw

6.金銭感覚が狂う危険性

ビットコインを今年の始め~中旬からやっている人は、すでに数百万円~数億円の利益が出てる人も少なくありません。

ぼくの周りでも結構儲かってる人は多いですが、そうなってくると金銭感覚は狂ってくるのかが心配になってきます。

バブリーだった時代では、毎晩クラブ通いをして月に数百万円使ったとか聞きますよね…。

でも、意外というか、ぼくの周りの人はみんな堅実にやっています。

万が一バブルだっとして、弾けても問題ないようにしなきゃ…という意識があるのかも。

みんなしっかりしてますね。

というか、日本円にしないで仮想通貨のままホールドしている人がほとんどです。

もっと価格は上がると思っている人が非常に多く、僕自身もそう思っているので、まだ日本円にはしません。

7.逆にビットコインをもたないことの危険性

最後は「ビットコインを持つことの危険性」ではなく、「ビットコインをもたないことの危険性」を考えてみます。

ビットコインをもたないことが危険って一体なに?と思うかもしれませんが、これが意外とあるのです。

例えば、インフレです。

インフレがおこり、日本円の価値が下がっていくと、相対的にビットコインの価値が上がります。

現に、2018年は円が非常に弱くなるという予想がされています。

であるとすれば、預金しててもほとんど利息がつかない銀行に預けるよりも、ビットコインに多少なりとも変えておいたほうが良さそうですよね。

ビットコインに多くのお金をいれるのはリスクかもしれませんが、まったくビットコインを持ってないというのもそれもまたリスクでもあります。

なにより、持ってないと時代において行かれてる感がスゴいw

ビットコインは国内取引所で簡単に買える

よく勘違いされている方がいるのですが、

ビットコインは1,000円でも買うことができます。

ビットコイン200万円突破!とか言われてるのはあくまでも1BTC(ビットコインの単位)の価格です。

ビットコイン自体は、0.1BTCでも0.001BTCでも、0.00001BTCでも買うことができます。

さらに言うと、

取引所ごとに価格が数万円違います。

Aという取引所では1BTCが200万円で買えるのに、Bという取引所では1BTCが202万円…なんてことはザラにあります。

そして常に安い取引所というのはありません。

その都度、どっちの取引所が安いか確認したほうが安く買うことができます。

電気製品を買うときみたいですね。

ぼくが使っていておすすめなのは、こちらのZaif(ザイフ)です。

初めての方は、この取引所に口座を作ればまずオッケーです。

ちなみに口座を作ること自体は無料なので、安心して申し込んじゃいましょう!

※現在、取引所に口座申請が殺到しており、若干時間がかかるようです。早め早めの口座申請が良いかも。

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