結論からガッと書きます。
ICOは、宝くじみたいなものだと思って買うのが良い。
これです。
もうね、プロジェクトが成功したらラッキー!みたいな感じです。
そもそもICOってなに?っていうことや、ぼくが買ったICO案件、そして後悔しないための心構えや選び方などをつらつらと書いていきたいと思いますのでぜひ参考にしてみてください!
超わかりやすい目次(各項目を押すと飛びます)
ICOの後悔しない買い方
ICOとは?簡単な解説
ICOというのは、超簡単に説明すると「資金調達の一種」です。
例えば、あなたがめちゃくちゃ儲かりそうなサービスを思いついたとします。
「あぁ、このサービスを実際に運営できたら儲かるのに、元手となるお金がないんだよな…」
そう思ったあなたは、今までだと銀行などに行ってお金を借りようとするのが一般的です。
しかし、ここでもう1つの非常に有効な資金調達の方法があることを思い出します。
「自分で仮想通貨(トークン)を発行して、みんなにその通貨を買ってもらって資金にすればええやんけ!」
そう、それが、
ICO(イニシャル・コイン・オファリング)
なのです。
ぼくたち一般の人たちは、
「お、なんか面白そうなサービスを作ろうとしてる人がいる…このプロジェクトに参加してトークンを買えば、利息付きで毎月お金がもらえるのか…よし買おう!」
となるわけです。
※ICOによっては、トークンを買うことで得られる利益が利息以外の何かだったりもします。
ICOに参加するとどうやったら利益になるの?
ICOで発行されたトークンは、トークンそのものの価値があがることがあります。
例えば、オミセゴーというICOがありました。
このオミセゴーのトークンは、仮想通貨取引所に上場された3ヶ月後、なんと35倍もの価格で売れるようになったのです。
ICOの時にトークンを買っていれば、1枚22円くらいで買えました。
それが35倍ということは、1枚770円…。
もしあなたが、1,000枚のオミセゴートークンを2万円ちょっとで買っていたら、77万円にもなっていたということです。
ほかにも、トークンを持っているだけで利息が貰えるICOプロジェクトもあります。
この後紹介するバンクエラなんかがそうですね。
それでは、ぼくが参加したICOについて、そしてその理由を解説していきたいと思います。
現在、参加しているICOとその理由
BANKERA(バンクエラ)
バンクエラは、従来の銀行の役割をそっくり仮想通貨で行おうというかなり壮大な計画のICOです。
- 銀行口座の代わりに支払いや決済を仮想通貨で行えるようにする。
- ローンと預金を銀行の変わりにできるようにする。
- 投資商品を提供する。(個人で投資が簡単にできるようにする)
という感じ。
簡単に言っちゃうと、
新世代の銀行を作るぜ!
ってことです。
これは海外のICOなのですが、サイトには日本語のページもちゃんとあってわかりやすいです。
すでにこのICOのはspectrocoinというビットコインデビットカードのサイトを作っていて、実行力もありそうでした。
しかもいまのところ、バンクエラのトークン(BNK)を持っているだけで利息をイーサリアムで貰うことができちゃいます!
こういった理由からバンクエラのICOトークンを買うことを決断しました。
AVACUS(バッカス)
日本人の個人でやられているICO、VACUS(バッカス)です。
これのスゴい革新的なところは、
ICOの内容解説をマンガでしているところ
です。
多分、世界初…?
しかもかなりゆるっとしたマンガですw
でもこれがめちゃくちゃわかりやすくて、応援したい!って気になります。
内容的には、Amazonなどで買い物をするときにビットコインを使って買えるみたいな感じです。(かなり簡潔に書きました)
真面目なことを書くと、法律がメンドイことになってるのでかなり大変そうです。
でも、ぜひともがんばって実現してもらいたい感じのICOです。
追記:ついにバッカスのサービスが開始されました!
実際にやってみると、ホントに15%オフで買い物ができちゃう…。
スゴい。
これ、いまのところはビットコインしか対応してないけど、ほかの通貨も対応したらバッカストークン瀑上げするんじゃ…。
今のところ8円~12円で買えます。
ICOのトークンの買い方
ICOのトークンは、それぞれICOごとに買い方が異なります。
唯一共通しているのは、
トークンは仮想通貨でしか買えない
ということ。
現金を使ってICOのトークンを買うぜ!ってのはできないんですね。
まずは、現金を仮想通貨(ビットコインなど)に変える必要があります。
ぼくがメインで使っているのは、Zaif(ザイフ)です。
登録自体は無料で簡単にできます。
まずはザイフにお金を送金して、そのお金でビットコインを買うという手順になります。
やってみるとわかりますが、非常に簡単です。
ICOは基本的に「成功したらいいな」というレベル
そもそも普通の会社でも、なにかサービスを立ち上げてそれが成功する確率ってそんなに高くないですよね。
ICOはさらに「とりあえずやってみよう!楽しそうだし!儲かりそうだし!(俺たちが)」みたいな感じの案件も多いので、失敗する確率は割と高いです。
ぼくは仮想通貨に資産のほぼ全部を突っ込んでますが、ICOにはあまり突っ込んでません。
ICOにつっこみすぎるとおそらくヤバいことになりますw
これは面白そう、イケそう…!と思ったICOに数万円を入れるくらいがオススメです。
スキャム(詐欺)に注意!ICOの後悔しない選び方
では次に、どうやっていいICOを見分けるのか、後悔しない選び方のポイントを書いていきます。
ホワイトペーパーを必ず読む
ICOを実施しているサイトには、必ずといっていいほどホワイトペーパーがあります。
ホワイトペーパーというのは、「サービスの機能解説や市場の分析」などを書いたもので、ICOの内容がわかるようになっています。
たまにホワイトペーパーすらないICO案件もありますが、そういうのは論外なのでオススメできません。
めんどうなのが、英語でしか書かれてないホワイトペーパーなんですよね…。
Googleの翻訳機能を使って地味に翻訳しながら読むんですけど、これがまためんどくさい…w
最初のうちは、日本語のホワイトペーパーがあるICOだけにしといたほうがいいと思います。
ICOを実施している人のTwitterアカウントを確認する
ICOをやっている主要メンバーのTwitterアカウントを確認しましょう。
有名な人とどれだけ相互フォローになっているか、信頼の置けそうな人物かなどを判断する材料になります。
これもまた、外人だとその判断がわかりづらいんですよね…w
でも例えば、フォロワー数があまりにも少なかったりすると怪しいので、そういったところだけでも見ておいたほうが良いです。
主要メンバーの名前でググる
名前でググると、過去にスキャム(詐欺)っぽいことをやってた人たちは名前が出てきます。
日本でも仮想通貨の詐欺って結構多いですよね。
この前も、仮想通貨をネタにしたネットワークビジネスをやった「クローバーコイン」というのが業務停止命令を出されました。
これもICOっぽくトークンを発行していたようなのですが、実際はトークンなんてなく、実態のない詐欺だったみたいです。
騙された人の総額は200億円だったとも言われていて、被害にあった人はかなりいたみたいですね。
こういった詐欺案件に騙されないように、ググることは非常に大切です。
サービスのライバルを想像してみる
すごくいいアイディアのICOだ!と思っても、すでに大手が似たようなことをやってたりする場合もあります。
ライバルがどれだけいるのかを調べることで、ICOの成功率を予測する手助けになります。
ICOのバブルが弾けると信頼度はガタ落ちする危険性がある
今はまだICOで大失敗した!というニュースは流れていませんが、そのうちそんなニュースが流れる時がくるような気がします。
そうなると、ICOに投資するのは危険だ!という風潮が生まれて、ICO関連のトークンが軒並み下落する展開は想像できますよね。
怖いのは、成功しそうなICOですらも、その煽りを食らってトークンの価値が下落してしまうことです。
これは回避しようにもなかなか予測はできないので、最初からICOにはそんなにお金をいれないようにすることが大切です。
ICOは基本的に「応援する気持ち」が大事
ICOで後悔しない買い方、それはつまり
あなた(ICOやってる人)を応援してるから、少しお金を入れて手助けするよ!
という気持ちです。
間違っても、「こんだけお金を入れたのに失敗するとはどういうことだ!金返せ!」というスタンスは良くありません。
ICOのトークンを買うということは、株とは違います。
お金をあげた、くらいの感覚でいたほうが良いです。
もちろん、当たれば利益も大きいですが、当たったらラッキーくらいの感覚でいたほうがストレスになりません。
くれぐれも詐欺には気をつけて、応援したい人を応援して、さらに経済を活性化させていきましょう!