転職したいけど、飛び出していいのかな…と不安ですか?
ぼくは転職を6回してその都度、給与や待遇面をあげてきました。
しかもそのうちの2回は未経験の業種です。
そう書くとぼくがハイスペックな感じもしますが、実際のところ専門卒レベル(しかも地方)でしかありませんでした。
意外と転職ってなんとかなっちゃうんですよね…。
6回の転職を成功させた僕が出した転職タイミングの結論は、
- 転職したいと思ったときがそのとき
- 勢いで辞めるのもアリだけど、在職中に転職活動をすると失敗しない
- 仕事ができる人ほど、転職する気がなくても転職サイトに登録してタイミングを計っている
- ”逃げるだけなんじゃないか”とか”どこに行ってもダメかも”なんて考える必要はまったくなし
- 年上の世代に「転職なんてやめときなさい」って言われても、その人達の時代とは全然違うので気にする必要なし
今は転職がとてもしやすい時代になっています。
ポイントさえ抑えてれば、タイミングなんて気にしなくて気にする必要なし!!
実際、僕の場合は毎回、辞めたいと思ったその3ヶ月後には辞めてましたw
参考までにぼくの転職事情と、タイミングを気にしなくても良くなる転職活動のやり方を書いていきます。
成功する転職の極意を箇条書きで書くと、
- ホワイト企業は中小企業に意外とある。
- 転職回数は、理由があれば特に問題にならない。
- 20代はタイミングを気にしなくてもなんとかなる。
- ハローワークより転職サイトで探すほうがいい。
- ウツになったら休職よりも転職。
という感じです。
全部自分の実体験に基づいているので、結構自信あり!w
あ、あとこれが一番重要なことかも知れませんが、転職を成功させる人って大体ポジティブに考えてます。
転職したくなる状況だと、疲れ切っていてネガティブ思考になりやすいのはよくわかります。
ぼくもそうでしたし…。
でも、ネガティブなままで転職活動してもいい結果はでません。
心機一転、自分の明るい未来を想像してポジティブに転職するのが大切ですよ!
超わかりやすい目次(各項目を押すと飛びます)
転職タイミングは"自分が転職したいとき!"その理由と成功の秘訣
転職に成功し続けた、僕の転職履歴
まずは、ぼくが今までどんな転職をしてきたかをさらっと書きます。
転職について語るなら、まずは実績を示さないと…!w
- 専門学校卒業
- 派遣会社(エアコンの工場)
- 派遣会社(半導体の工場)
- イベント会社の正社員(イベントの企画・制作)
- イベント会社の正社員(前の会社が倒産したので転職)
- web制作会社の正社員
- web制作会社の正社員
- web制作会社の正社員
- 起業
という感じです。
静岡の田舎にある工場勤務から、品川にあるイベント会社へ行って、次は赤坂のイベント会社、そして渋谷のweb製作会社、六本木のweb製作会社、四ツ谷の製作会社と渡り歩いてきました。
ここでカンのいい方はお気づきかもしれませんが、ぼくは大手企業には就職していません。
全部、中小企業です。
正直なところ、大手に入るには超ハイスペックな人材か、派遣にでもなるかのどちらかです。
それなら最初からムリに大手は狙わず、割と儲かってるホワイトな中小企業を積極的に狙っていったほうがいいわけです。
中小企業に転職するメリット
中小企業の場合、大手よりも人手が足りないので、広範囲に渡った業務をすることになります。
これが結構、自分自身のスキルになるんですよね…。
自分自身のスキルを磨ける環境かどうかが良い転職の最大のカギです。
大手だと、ヘタしたらほかの会社で通用しないようなごく一部のスキルしか身につかないこともあります。
もし大手の企業に転職したとしても、年を取ってからリストラされて転職、でも自分のスキルが他社では通用しなかった、なんてことになったら悲劇ですよね。
中小企業で自分のスキルを磨き、他社でも力を発揮できるようになれば転職なんてステップアップの方法でしかありません。
あと、ぼくは人事もやっていたので、面接もかなりの数をしていました。
面接に来る人って、意外と大手企業経験者が多いんですよ。
ただ、皆さん結構いい年(40代以上)なので、転職というもの自体に戸惑いながら就活しているようでした。
実際、大手にいたからと言って、スキルがスゴいわけでもなかったんですよね…。
それよりも小さいデザイン事務所にいた人のほうがガンガン実務ができちゃったりして、大手に勤めてたから転職も安泰ってわけではないんだなぁとそのとき思いました。
スキルを磨くなら、中小企業のほうが分があります。
ついでに言うと、中小企業のほうが昇給を直談判しやすいです。
大抵の会社では給与面談があると思いますが、そのときに自分のスキルや実績をちょっと盛りつつアピールすることで、割と給与は上がりやすいはず(ぼくはそうでした)。
自分の場合は一年ごとに数万円はアップしていました。
それでも会社としての限界はあるので、その限界が見えてきた時に転職する…という繰り返しです。(もちろん居心地がよい会社が見つかったらそこにずっといるのもアリです)
うつになった場合は、転職よりもとりあえず退職・休職が大事
もしあなたが過労や人間関係などでうつになった場合は、無理せず退職・休職を考えてみてください。
ぼくも実際になったことがあり、毎日会社帰りに吐く日々を送っていたことがあります。
うつで退職すると特定理由離職者に当てはまる場合があり、退職したその月から手当を受け取れることがあります。
無理しすぎても身体を壊すだけなので、まずは数日休んでゆっくり考えてみてください。
ぼくがうつになったときの体験とそのときの対処については別記事で書きました。
→失業した!うつ病で苦しかった僕の対処法を読んでみる。
転職のタイミングによっては給付金がもらえるので、これも計算してみよう
転職するタイミング次第では、次の会社の内定をもらっていても失業給付をもらえる可能性があります。
せっかくなので、もらえる場合はしっかりもらっておきましょうw
→祝!失業して待機期間に内定をもらった場合、再就職手当はもらえるのか?を読んでみる。
ただ何回も転職をしていると、もらえなくなるのでここぞという時にもらったほうがいいと思います。
ぼくは6回転職をしてる中で、給付金をもらっていたのはウツになって辞めたときだけでした。
給付金がもらえるのもいいんですけど、それよりも転職先がすぐに決まるほうが精神的にラクです。
会社があぶなさそうなときは、倒産するまで転職タイミングを待つのもアリ
会社がもしかしたらヤバいかも…というときは、すぐに転職サイトに登録して逃げる準備をしましょう。
会社が倒産した場合は失業給付金がすぐにもらえるので、倒産するまで転職するタイミングを待つのもありです。
転職の準備だけしておいて、準備万全で倒産を待ちつつ仕事もしっかりやるというのがベストだと思います。
20代は転職がものすごくしやすいので、タイミングを測る必要なし!
20代のときって、なんかこう、熱意でゴリ押しできた気がします笑
未経験だろうと熱意が相手に伝われば、意外と内定もらえちゃいます。
タイミングなんてだいたいが運です。
そもそも工場で働いてた右も左も分からない田舎者(ぼくのこと)が、なぜ美術館の企画展などのデザインをやる会社に正社員で入れたのでしょうか。
それはもう熱意しかありません。
たしか面接の前に小論文を書けみたいな選考があったんですけど、その当時、小論文なんて見たことも書いたこともなかったんですよ。
そこで小論文の書き方みたいな本を買って、一夜漬けで勉強しとりあえずガンガン書きまくったんです。
今にして思えば単なる作文(しかも高校生レベル)を提出してしまったんですけど、その熱意が買われて見事、内定をもらいました。
中小企業は特にですが、人員が足りないな~と思ったら何月かなんて関係なく人員を募集します。
なので、何月に辞めよう、とか何年勤めてから辞めようというのはあまり意味がなく、結果論でしかない気がします。
とはいえ、最低3年くらいは働いた実績が欲しい
正直、1年くらいで転職を繰り返している人はなかなか難しいです。
ぼくが6回も転職に成功したのは、最初の工場が5年くらい勤めた実績があったのが大きいと思います。
ほかの転職先にしても短いところで2年くらいだったかな…。
というのも、1年くらいだとなんにもスキルが身につかないんですよね。
スキルを磨かないで転職するのは、かなりリスクが高いです。
今いる会社でなにか1つでも自分のスキルにしてから、転職をするようにしましょう。
そうしないと、今より良い条件の会社に転職することはできません。
ブラック企業でウツになってる場合は例外です。
ウツになったときは、スキルとか関係なくさっさと転職をするほうがオススメです。(これも体験談)
20代後半くらいから、マネジメントの経験は有利
20代後半になってくると、部下を持つ立場になってくる人もいます。
ぼくも一時期、部長になったのですが、それがその後の転職で大きなアドバンテージになりました。
部長と言っても小さな会社だったので、部下は20人いないくらい。
それでも、マネジメント(管理職)の経験があるのとないのでは、人材価値が雲泥の差になります。
普通の会社であれば、しっかりしてない人にマネジメントは任せれませんよね。
マネジメント経験あり=そこそこちゃんとしている人
というイメージがあり、さらに人をまとめる能力がある人をだいたいの企業は欲しています。
転職するなら、マネジメントを経験してからがベター。
逆に、いつまでたってもマネジメントを経験できなさそうならサクッと辞めるのも手です。
逃げ出し転職もしたけど問題なし
ぼくは割と週1休みとかのブラック企業でも、自分のスキルが磨けたり、給与が高ければ耐えれます。
それでも1社だけ、入って1週間で辞めたくなった会社がありました。
なんていうか、職場の雰囲気がめちゃくちゃ悪かったんですよ。
ギスギスしているというか、淀んでるというか…。
会社自体は超高級なオフィスビルに入ってて、ラグジュアリー感もあってすごかったんですけど、どうにも雰囲気が悪くて。
そこはたしか3ヶ月くらいで速攻で辞めました。
しかも辞めてからも退職の証明書を出してくれなかったりと散々な会社だったのを覚えています。
そのあとに気を取り直して転職した会社では、いい雰囲気の中働くことができました。
逃げ出し転職って言い方は悪いですけど、ここにいたらダメになるって思ったらすぐに転職するのも悪くないと思います。
実際、ぼくはそうして結果的に良かったわけですし。
ちなみにその雰囲気が悪い会社では、入って1ヶ月くらいで極度のストレスによる病気で、会議中に倒れました。
恐ろしいのは、ぼくが倒れても平然と会議を続けるんですよ…。(1人だけ助けてくれた)
そのときはマジでこいつらなんなんだと思いましたw
いやーあれはホントに大変だった…。
30代でも転職のタイミングやチャンスはある
30代の転職は、20代に比べるとちょっとだけ慎重になる必要があります。
どうするべきかというと、在職中に転職サイトで活動をすることが大事。
これをするだけで転職のリスクが激減します。
「探したけど、思ったよりいいところがないや…」という場合はとりあえず転職は先延ばしにしても困ることはありません。
転職先をまったく考えずに辞めてしまうと、どうしても焦りから妥協した転職先を選びがちになってしまいます。
そうならないように、しっかりと在職中に転職サイトで活動をしましょう。
あ、間違っても同僚や上司に言わないようにしてください。
「自分、転職サイトで活動してるんですよね~」と言ってしまうと、転職しなかった場合がちょっと微妙な雰囲気になりますw
転職はタイミングよりも探し方が重要
まとめとして、ぼくの経験上、タイミングはさほど関係なかったです。
それよりも重要なのが転職先の探し方。
未だにハローワークを使っている人も多くて、びっくりしました。
ハローワークで探してもいい企業はほとんど見つかりません。
必ず転職サイトで探すようにしましょう。
ぼくがハローワークがキライな理由は、
- 職員がマジで適当だった。
- ロクな求人がない。
- 職員が本当に、マジで適当だった。(重要なので2回w)
です。
転職サイトなら、
- キャリアアドバイザーが企業を紹介してくれる。
- 職務履歴書の書き方をサポートしてくれる。
- 会社ごとにあった面接のアドバイスもくれる。
- 無料で利用できる。
という感じ。
もうぼくとしては、ハローワークを使う理由がありません笑
おすすめは、マイナビエージェント
です。
今の会社を辞める前に、とりあえず登録だけしておくことをオススメします。
無料でできるし、なにより簡単です。
登録してお昼休みとかに求人を見ていると、自分の今後やりたいことがどんどん見えてくるはず。
せっかく転職をするのであれば、より良い会社に転職しましょう!