デザイナーになりたい方、もしくはなっている方にむけて、デザイナーの本当のトコロを書いていきたいと思います。
僕はDTP(印刷)デザインとWEBデザインの両方を経験しましたので、両方共書いてきたいと思います。
超わかりやすい目次(各項目を押すと飛びます)
失業してグラフィックデザイナーになりたい!という方へ
20代前半だったら、未経験でもダイジョウブ!
あなたがもし20代前半くらいに若ければ、まったくの未経験でも大丈夫です。
未経験で雇ってくれる会社は、それなりに効率重視なデザインを得意とするところや、パチンコパチスロ系の販促物を作るところが多いですが、基本的なデザインは学ぶことが出来ます。
ある程度そういった会社で学びながら、独学でも学ぶことで、デザイン事務所などへのステップアップが可能です。
覚えなければいけないソフト
デザイナーが使用するソフトは限られています。
AdobeのPhotoshop、Illustratorの2つは必ず使えるようにしましょう。
よく「自分、Photoshopを使えます!」と自信満々に面接で言ってくる方がいますが、(僕は管理職だったので面接もしていました)ソフトは使えて当たり前で、問題はそれでなにを作り出したかというところです。
未経験の場合は、とりあえず自分でソフトを買ってみて、意欲があるアピールをするのは結構大切なことです。
Adobeのソフトは月々5000円程度ですべてのソフトを使用することができますので、ぜひ自分のパソコンに入れてみてください。
DTP(印刷)デザイナーとは
パンフレットや、ポスター、DVDなどのジャケットデザイン、名刺やチラシなどはDTPデザインと言います。
印刷系は、僕の感じたところで言うと、給料は結構低めな人が多いようです。
印刷オペレーターという職種も、簡単なデザインをすることがあるみたいですが、給料はかなり低めです。
割りと大きな仕事が入ればドカンとお金も入ってくるのですが、コンペ案件も多く、そうそう簡単にはいきません。
仕事の内容は、会社によって得意ジャンルや付き合いのある代理店があります。
あるデザイン会社は音楽系が得意で、別なところは不動産系が得意、というような感じですね。
フリーで食べていくためにはかなりコネをつくる必要があり、人間関係を得意とする人でなければかなり難しいかもしれません。
僕の周りでも「出戻り」の人が多かった気がします。
WEBデザイナー
WEBデザイナーはとりあえず自分で名乗ってしまえばWEBデザイナーになってしまうので、人によってものすごくスキルに差があります。
WEBページのデザインのみをする場合と、コーディングまでする場合、そしてさらにデータベースの構築までする場合と様々です。
DTPデザインに比べて覚えるソフトや知識も多く、
Dreamweaverは使えたほうが良いでしょう。
知識でいうと、HTMLやPHP、JavaScriptなどの知識が必要になってきますが、これらは未経験でとりあえず会社に入ってやりながら覚えていくことをおすすめします。
WEBデザイナーからWEBディレクターになると、そこそこいい給料をもらうことができます。
フリーのデザイナーのメリットとデメリット
ある程度スキルが身につき、デザイナーとしてやっていけそうだな、と思ったらフリーになるという手段もあります。
失業をきっかけにフリーになるかたもいますが、重要なのはどれだけ人脈があるかです。
それによってフリーでやっていけるかどうかが大きく変わってきますので、会社にいる間になるべく多くの人脈を作っておいてください。
フリーデザイナーのメリット
- 無意味な会議や極端にめんどくさい人間関係がない
- 自分で見積もり金額を決めることができる
- 仕事の大半は自宅でできる
- 自分の稼げる額がリアルでわかる。
フリーデザイナーのデメリット
- 仕事をあまり断ることができない
- ヒマな時はかなり不安になる
- 忙しい時は寝れないくらい忙しい
- 誰も助けてくれない
- 収入が多い時と少ない時の差がすごい
- 思ったほど自由に時間が使えない
デザイナーもやはり失業する危険性がある
スキル次第ではやはりデザイナーも失業する危険性があります。
なるべく自分の得意ジャンルをいかせる会社を選び、人脈をどんどん作っていきましょう!