転職

高卒でも転職してホワイト企業に行った話

副業長者ノリスケ

工場の派遣から転職を5回繰り返して年収800万円到達。 ブラック企業もウツも経験済み。 なんとなくではじめた副業が本業よりも稼ぐようになったので起業しました。

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ぼくは元々、工場の派遣社員でした。

そこから何回か転職をして、超ホワイト企業に行き、現在は独立して自分のスタイルで仕事をしています。

ぼくが転職した超ホワイト企業というのがどれくらいホワイトだったかというと、

  • 残業はほぼなし。
  • 土日祝日はもちろん休み。
  • 夏休み、冬休みアリ。
  • 適当な外出理由でもOKだった。
  • パソコンは最新機種を買ってもらえる。
  • 職場関係は良好。
  • 自分以外の社員は大卒が普通だった。

という感じ。

大卒ならまだしも、高卒レベルでこれくらいの会社に入れたのはかなりよかったと思います。

あ、ぼくは正確には高卒っていうか専門学校卒なんですけど、バカでも入れる(というかバカしかいない)専門学校だったので、高卒とほぼ条件は一緒です。

ちなみにそのぼくが通ってた専門学校、あまりに適当すぎたせいか、今は潰れてなくなっていました…w

とりあえずぼくが言えることは、

高卒だからって諦めてはいけない。諦めたらそこで試合終了ですよ!

ってことです。

高卒だから肉体労働しか道はないか…なんて思っちゃいけません。

高卒だからブラック企業しか行く道はないか…というのも違います。

あなたのがんばり次第、そしてがんばる方向性次第では、大卒でうまくやってる人達が働いているようなホワイト企業に就職できるのです。

どうやったら高卒でホワイト企業に就職できるのか、ぼくはどうやってきたのかを書いてきますので、ぜひ参考にしてみてください。

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高卒でも転職してホワイト企業に行った話

高卒あるあるな派遣社員

ぼくもそうでしたけど、学生でなにも知識がないときって、とりあえず派遣社員してみようって思っちゃうんですよね。

なんとなく条件良さそうだし、なによりほかの会社よりもすんなり入社しやすく、とりあえず入ってみるか、ってなります。

派遣会社に入社した当初は、同じ年代のほかの職業についた人と給与の差はほとんどありません。

それどころか、大学に行った人よりも自由になるお金が多く、「派遣で働いててよかった…」なんて思う時期もあります。

でも、それが派遣の罠なのです。

派遣と正社員の年齢別の年収を見てみましょう。

年齢 派遣社員の年収 正社員の年収
20~24才 277万円 238万円
25~29才 308万円 373万円
30~34才 321万円 442万円
35~39才 328万円 482万円
40~44才 323万円 523万円
45~49才 326万円 570万円
50~54才 323万円 628万円

ざっくりですが、こんな感じになっています。

20代前半は、派遣社員のほうが給与が少し高いですね。

20代後半になってくると、さっそく正社員のほうが高くなっていきます。

年収にしておよそ70万円くらいの差…単純に月収に換算すると、6万円くらいの差額になります(ボーナスは考慮せず)

しかも正社員の場合、住宅補助などの特典がつくことがあるのでさらに格差は広がっていきます。

50才になると、およそ2倍近くもの格差が出てきます。

派遣と正社員ではそもそも、こんなにも差があるのです…。

ちょっと前に、17年間、派遣で働いていたおばさんが派遣先から切られて大号泣してるニュースが流れてました。

そのおばさんはこれだけ格差がつくということも知らず、そもそも派遣社員は契約が終わったら切られても仕方ない条件だというのも考えていなかったのかもしれません。

こうして表にしてみると、

いかに早く派遣社員を脱出するか

が大事なことがわかります。

高卒=若いという超絶メリットを活かそう

高卒が大卒よりも優れている点…それは年齢(若さ)です。

ぼくは5年間くらい派遣社員をやっていたのですが、それでも年齢的には大卒者とほぼ変わらない年齢で転職活動をすることができました。

もし大学卒業して派遣を5年やってたとしたら、27才ですよ…。

大学行ってなくてよかったと、このときほど思ったことはありませんw

いろんな職場でいろんな人をみてわかったのですが、年を取ると基本的に

  • 新しいことに柔軟に対応できない
  • 昔のやり方に固執してしまう
  • 身体に無理が効かない

というのはどれだけ有能な人でも多かれ少なかれ当てはまってきます。

その点、若い人は多少の無理をしてもなんとかなっちゃいますよね。

終電ギリギリまで飲み会してても翌日には朝から普通に仕事できたりとか…w

それに若いと技術の習得が非常に早いです。

ぼくも、派遣社員からデザインの勉強をしてデザイナーになったんですが、年をとってたらなかなか難しかったと思います。

新しいスキルを身につけるのに、若さというメリットは非常に大きなポイントなのです。

狙うはIT系の転職

新しいスキルを身につけるときに、「自分にあったのはなんだろう?」って考えますよね。

一般的には…

  • 料理のスキルを身に着けて調理人になる。
  • 美容スキルを身に着けて美容師になる。
  • 簿記のスキルを身に着けて事務の人になる。
  • 営業テクニックを身に着けて営業の人になる。
  • プログラムを覚えて、プログラマーになる。
  • web関連のスキルを身に着けて、web系の仕事に着く。

ざっと思いついただけでもこれくらい出てきました。

この中で、オススメできないスキルがいくつかあります。

それは、料理、美容、簿記です。

なぜオススメできないかというと、お金にするのが難しいスキルだからです。

例えば料理人の平均年収は、20代で17万円、30代で24万円、40代でも27万円です。

これだと派遣社員となんら変わらないですよね…。

美容も似たような感じになります。

そして簿記ですが、これは特に転職に不利なスキルになります。

大手企業だと、大卒者が事務をやるのは当たり前ですし、中小企業は、派遣社員に任せちゃうからです。

簿記ほど食えないスキルはないかも…。

ぼくは商業高校だったんですが、簿記は社会にでてから一度も使っていませんw

最初の転職活動の時に、事務系の仕事も探したのですがまったくダメでした。

逆にオススメするのがIT系のスキルです。

プログラムや、webデザイン、webコーディング、webマーケティング、webディレクター、サーバーエンジニアなどですね。

ぼくは工場で働いていただけに、そういったことはほとんど知りませんでした。

でも、未経験OKの企業でがんばって覚えてるうちに結構できるようになってたんです。

未経験OKの企業は、若ければ採用!ってところが多いのでかなり狙い目です。(多少ブラックな企業も多いですけどw)

でも、がんばってIT系のスキルを覚えると、かなりのメリットがあります。

例えば、

  • 転職の際に、IT系スキルが高いと非常に有利になる。
  • そもそも転職しないでフリーで稼ぐことができる。
  • web関係の仕事するとわかるけど、仕事の依頼を見つけやすい。
  • スキルを活かして副業ができる。

という感じ。

これらは先ほど書いたIT系スキルならではです。

ちなみにぼくの場合は、webデザインのスキルを学びました。

そうすると…

  1. 会社の中でもいろんな部署からデザインの相談が来て人脈が増える。
  2. 人脈が増えると、「個人的に頼みたいデザインの仕事があるんだけど…」と仕事をこっそり貰える。
  3. 会社以外の仕事をすることで、更に自分のスキルが上がっていく。
  4. 副業としていろいろやることで、年収が跳ね上がる。
  5. そのうちに自分の好きな時間で仕事をできるようになるので、フリーで稼ぐようになる。

という感じです。

副業が多かったときは、本業と合わせて年収800万円は超えていました。

大卒者の平均年収は500万円くらいなので、余裕でそれ以上に稼ぐことができます。

IT系のスキルはなんらかの形で覚えたほうがゼッタイにいいです。

技術さえ身につければ学歴なんて関係ない

技術(スキル)さえあって、周りに認められるようになると、学歴なんてまったく関係ありません。

むしろ社会人になってから、「きみ、どこの大学でてるの?」なんて話をしたことはほぼないですw

そんな会話をするのは、一部のエリサー(エリートサラリーマン)界隈くらいなはず。

それよりも、どんな実績があるのか、なにができるのかが重要になってきます。

だからこそ高卒上がりでも大卒者よりも稼ぐことができるのです。

日本は学歴社会だーなんて言ってますけど、そんなのごく一部ですし、過去の話です。

学歴が必要なのはほんとに大手企業に新卒で就職するときくらいじゃないですかね…。

高学歴でもリストラの恐怖に怯える人達もいる

そんな高学歴な人達でも、リストラされるときはされちゃいます。

東芝やシャープなどの大手一流メーカーでもリストラはありました。

メガバンクですらも人員削減の流れになっています。

昔は「大手上場企業に入ったら人生安泰」なんて言われていましたが、実際はそんなことはありません。

結局、学歴が高かろうが低かろうが、自分自身にスキルが必要なことに変わりはありません。

転職は転職サイトがいい

転職をするときに、初心者の方はハローワークで転職をすると思います。

でもハローワークはオススメできません。

なぜオススメできないかというと、ハロワは会社が無料で求職情報を出す場所だからです。

通常、会社が求人活動をするときにかかるコストは、1人採用するのに100万円から200万円ほどです。(人件費やら広告費など)

そのコストを惜しんでハロワで求人を出すということは…離職率が非常に高い会社である可能性があります。

つまり、「人を雇ってもすぐに辞めるから、とりあえず常時、ハロワで求人広告だしとけ」みたいな感じですね。

そういったブラック企業が潜んでいるハロワでの職探しはオススメしません。

それに、ぼくの個人的な経験ですが、「ハロワ職員はマジで適当」です。

ぼくをめっちゃ見下してたおばさん職員は未だに覚えていますw

それよりも転職サイトのほうが数倍有能なので、まずは転職サイトに登録してみましょう。

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大学生よりも高卒が有利な理由

大学で勉強することは、そのほとんどが仕事に関係することではありません。

学問を学んでいるわけですから、それはそうですよね。

それに較べて高卒の場合は、そんな制約はありません。

自分の勉強したいことを勉強できます。

高卒であれば、大学生がウェイウェイしてる間に、仕事のスキルをどんどん学ぶことができます。

それが数年後には大きな差になっていくのです。

そして気がついたら、新卒の大学生よりも上の地位にいて、あなたが指揮を取る立場にいることだってあるのです。

ぼくがどんな転職をしてきたか超おおまかに言うと、

  1. 派遣社員として工場で働く。
  2. デザインをやりたくて未経験OKの会社(ブラック)に転職する。
  3. 会社での仕事を通じてスキルを磨いていく。
  4. もうこの会社で学ぶことはあんまりないな、と思ったら別な会社に転職する。
  5. スキルがそこそこ身に付いてきたので、ブラック企業を辞めてホワイト企業に転職する。

という感じです。

この時点で、大卒者の平均年収よりも上になっていました。

 

まとめ:高卒はある意味、高収入への道である

ピンチはチャンスといいますか、高卒ならではのメリットがわかっていただけたでしょうか。

昔と違って、今はホントに学歴よりも個人のスキルが重要視される社会です。

もちろん、学歴があって個人のスキルも高い人はそりゃぁスゴいですけど、学歴がない人にだってたくさんチャンスはあるんです。

なにもせずに諦めてしまうよりも、自分のスキルを伸ばすことで見えてくる未来のほうが明るいはず。

あなたが派遣社員で終わるのも、自分の価値を高めて高年収でウハウハになるのもあなた次第なのです。

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副業長者ノリスケ

工場の派遣から転職を5回繰り返して年収800万円到達。 ブラック企業もウツも経験済み。 なんとなくではじめた副業が本業よりも稼ぐようになったので起業しました。

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