ぼくは転職の度に、より良い条件での転職をすることができました。
その転職回数はなんと5回w
さすがに5回も転職をしていると、ほかの方よりもいろいろとうまい転職のやり方がわかってきます。
普通、転職をすると、条件は今と同じくらいか悪くなるんだよなーって思いますよね?
でも、自分にちゃんと”強み”があれば、転職の度にどんどん待遇がよくなっていくのです。
「そんなこと言ったって、強みってなによ!」と思うかもしれません。
結論から言うと、
自分の実績を数字を絡めたポートフォリオにできると転職で強い
ということです。
※転職で使うポートフォリオとは、自分のやってきた仕事をわかりやすくまとめた資料のことです。
具体的にどんなことが必要なのか、どうやって”強み”を作っていけばいいのかを書いていくので、ぜひ参考にしてみてください。
超わかりやすい目次(各項目を押すと飛びます)
【体験談】良い転職をするための”強み”の作り方
まず、自分の強みを把握しよう
同じ職種の人よりも平均以上にできる仕事は全て自分の強みとしてアピールできます。
営業成績が良い人はそれをベースにできますし、デザイン業をやってる人は今までのデザインを強みとしてアピールしていきます。
部下やバイトを管理する立場なら、その立場でどういうプロジェクトを成功させたかなども”強み”になりますね。
普通に仕事をしていれば、大抵なにかの”強み”はできているものです。
自分の強みを把握して、それを箇条書きにして整理してみましょう。
箇条書きにした”強み”に数字を当てはめて信憑性を上げよう
「自分はこんなことをしてきました!すごいがんばりました!」では、転職先の相手にぜんぜん伝わりません。
「自分はこんなことをして、利益を◯◯◯万円上げました!」のほうがわかりやすい凄さがあります。
数字の単位はなんでも大丈夫なのでとりあえず強引にでもこじつけてみましょう。
例えば、
- デザイナー「デザインをリニューアルして、サイトの流入数を解析したらファンが◯◯%増えました!」
- 営業「自分がチームリーダーになってから、チームの残業時間が月◯◯時間減り、仕事効率が上がりました!」
- 工場「自分が提案した業務改善で、ラインの稼働率が◯◯%上がりました!」
などなど…。
具体的な数字が出ていると、「ちゃんと実績を残してるんだな」と相手に思ってもらいやすくなります。
これがアピールできるだけで、転職の成功率は3倍くらい(たぶん)になると思います。
他業種に転職する場合の”強み”アピールの方法
他業種に転職する場合は、強みアピールの方法も少し変わってきます。
ぼくが工場の派遣社員から美術館系のデザイナーに転職したときは、自分の”強み”は正直なにもない状態でした。
でも考えようによっては最強の強みがあったんです。
それは、
若さ!!w
若さはマジで転職において最強の強みな気がします…。
会社からしても、若い人を採用するメリットは無数にあります。
- 若いと給料安い。
- 若いと仕事覚えるの早い。
- 若いと将来性がある。
- 若いと多少仕事が忙しくても体力があるのでなんとかなる。
などなど。
20代が最強、30代前半はまぁなんとか…って感じです。
そしてそれにプラスして、
熱意!!!w
これです。
熱意を形にして、資料に落とし込むと非常に転職の成功率があがります。
口だけで言う熱意はダメです。
ぜんぜんダメです。
実際に形にできてこその熱意です。
どんなことがいいかというと、
- 転職先の企業で使うスキルを事前に学んで、形にする。
- 転職先の業界本を何冊も読んで思ったことをまとめて書く。
などがいいと思います。
例えば、webサイトを作る会社に行きたいのであれば、自分でサイトを何個か作成してみるとかですね。
ここで重要なのは、その成果のクオリティではありません。
どうせそんなすぐにクオリティが高いものなんてできないわけですしね。
重要なのは、やる気を実現できるんだぞ!という意気込みを見せることです。
ぼくは一時期、人事もやっていたので採用面接を数百人くらいしてきました。
その時わかったんですけど、どれだけ「がんばります!やる気あります!」って言ってても大したことない人のほうが多いんです。
口だけで言う人よりも、実際になにかをがんばって見せてくる人のほうが確実に良い人材なのです。
大抵の会社の人事の人もそれはわかっているので、かならずなにか成果物を作って持っていきましょう。
逆に言えば、それをするだけでライバル達から一歩抜きん出ることができるのです。
派遣社員は”強み”を作るのが難しい
自分も派遣社員を5年くらいやってたので実体験としてわかるのですが、
派遣社員は自分の強みになりません。(特に工場系)
高スキルを持ったごく一部の派遣社員は例外です。(有能プログラマーで各社からひっぱりだことか)
普通の派遣社員は、ほぼほぼ強みになるような仕事はできないのが現状です。
例え、働いている工場でどれだけ効率的な仕事ができるようになったとしても、別な工場でそれがそのまま活かせるわけではないですよね?
ぼくは最初にエアコンを作るラインで働いて、それから半導体を作る工場に行きましたが、エアコン作りのスキルはまったく活かされませんでしたw
正直、派遣社員を続けていても、長ければ長くなるほどに自分のクビをしめている状態なんだと思います。
それこそ、真綿で首を絞める的な…。
若い人は悪いこと言わないので、早めに転職をすることをオススメします。
自分の将来も役に立つと思える技術、そしてそれがお金になりやすい技術を覚えることが大切です。
副業で成功すると、強みとしてめちゃくちゃ強い
本業だけでなく、副業で成功するとものすごい強みになります。
それこそ、「ウチで働かない?」みたいなヘッドハンティングもされます。
こっちに選ぶ権利がある転職ほどラクなものはありませんよねw
ぼくはweb製作会社で働いているときに、自分の趣味のサイトを作ったところ、ヤフーニュースにも取り上げられるくらいバズりました。
趣味をただ書いてただけなのに、数百万人の人が見てくれるサイトになったんです。
そうなると、自分の”強み”を伝える最高のツールになってきます。
別なweb会社に転職しようとしたときに、「自分はサイトを作って数百万PVを稼げています」というのはインパクトがありますよね。
ぼくの周りの人も副業を強みにして、さらにいい会社へと転職して行った人達がたくさんいます。
プログラムを書いて、アプリを作った人。
ブログを書いて、プロライターになった人。
ぼくと同じようにサイトを作って、転職した人。
副業は、個人の力の集大成みたいなものなので、自分の実力をアピールできるチャンスです。
これから転職を考えている方は、ぜひ副業も簡単にできるスキルが磨ける職種をみてください。
ぼくのオススメはIT関連全般です。
そんなん言ってもわからない…という方も安心してください。
転職サイトに登録すると、無料で転職エージェントがそういった情報を教えてくれます。
まずは、在職中に転職サイトに登録し、エージェントに相談してみるのがいいと思います。
あなただけの”強み”を見つけて強くしていきましょう!