これを読んでいる方は、転職に対して不安がある方がほとんどだと思います。
でも、大丈夫!
転職は意外と簡単なものです。
ぼく自身、5回の転職を経験(いい会社に入っても、さらに給与が上の会社に転職し続けたため)してますが、なんとかなるもんです。
一時期はブラック企業に入ってウツを発症したときですら転職ができました。
なんとかなります!
精神的に追い詰められていると、「不安」だったり「孤独感」だったりを感じちゃうんですよね…。
そのせいであなたの大切な身体を壊してしまってはいけません。
あなたに少しでも安心してもらえるように「自分や友達が不安のせいでウツになったけど、無事就職できた話」を書いていきます。
まずは簡単に僕と友達の紹介です。
僕は転職を5回繰り返してから起業して社長になった、ある意味転職のプロです笑
友達は、大卒ですぐにブラック起業に入ってしまい、3ヶ月で辞めて転職活動をしているまだまだ若い転職ヒヨッコです。
…でも、プロだろうとヒヨッコだろうと、ウツになっちゃう時にはなっちゃうんですよね…。
基本的にマジメな人がウツになりやすいという話を聞きますが、当たってると思います。
あなたも心当たり、ありませんか?
ぼくはウツの後遺症で、常に胃がもたれているような状態になってしまいました。
友達はウツが治っても、頭痛がずっと治らないそうです。
ウツをなめたらあかんぜよ…ってことですね。
転職時期の不安は、本人にしかわからないもの。
周りがちゃんと仕事してたりすると、余計にプレッシャーがかかり、孤独感が強くなっていきます。
でも、本当はそんなに不安にならなくても大丈夫なんだぜ!というお話をしていきたいと思います。
僕の話と友達の話の2部構成ですので、よかったらお好きなほうを読んでみてください。
超わかりやすい目次(各項目を押すと飛びます)
転職活動で不安からウツになったぼくの話
20代の転職は楽勝、でも30代で不安になってきた
ぼくは大学に行く頭もなかったため、20才から働き始めました。
ぼくの職歴は、
- 派遣会社A・・・エアコンの工場で働く。
- 派遣会社A・・・半導体の工場で働く。
- 【1回目の転職!】(派遣社員だと未来がないと思ったため)
- イベント会社B・・・雑用係(未経験でも熱意だけで入れてもらえた)
- イベント会社B・・・デザイナー(そのまま雑用係からデザイナーへ)
- 【2回目の転職!】(社長が某国の人に結婚詐欺されて会社が倒産したため)
- 風俗グループのweb会社C・・・webデザイナー(これからはwebの時代だ!と未経験でスキルを得るために入社)
- 【3回目の転職~!】(スキルがついたので普通のweb会社に転職)
- web制作会社D・・・webデザイナー(意識高い系の会社)
- 【4回目の転職!】(ウツになったので転職することに)
- web制作会社E・・・webディレクター(居心地の良い最高のホワイト企業)
- 【起業!!(5回目の転職)】
- 自分の会社設立
という感じです。
まったく脈絡がないというか、その場その場で動いている感じの転職ですねw
でも、転職するたびに給料は良くなっていったので、悪くない転職だったのかなーと思います。
20代のころの転職は楽勝だったんですが、30代になると20代のころよりも書類で落とされることが多くなります。
やっぱり年をとると転職は難しくなるのか…このまま就職できないんじゃないか…と不安で夜も寝れなかったときもありました。
周りの社会人との違いに焦る日々
普通の30代は、会社でそこそこの地位になって安定してくる時期だと思います。
周りはみんなそんな感じでした。
そんななかでの転職活動は、自分だけが取り残されたような気がして孤独になるんですよね…。
酒を飲んで友達に話そうにも、自分が社会からの落伍者みたいに思われそうでなかなか話すこともできません。
この頃はすごく孤独だったな…。
入った会社が潰れるのではという不安
大手は難しいので、中小企業をメインに転職活動をしたところ、結構な確率で内定をもらうことができました。
そうなってくると、次にくる不安は「入った会社が潰れたらどうしよう」です。
中小企業は、設立から10年までの間に倒産する確率が90%以上と言われています。
せっかく入っても、数年で倒産したら意味がありません。
さらに年を取った状態で転職活動をしなければいけなくなってしまいます。
それを考えるとまた更に胃が痛くなることに…。
使えないヤツ、と言われることを信じてはいけない
そんなこんなで、3回目の転職のときにウツになりました。
その時のことは、正直あまり記憶に残っていません。
しかも、そこでようやく転職した会社がブラックというか、超意識高い系の会社だったんです。
ぼくはその会社にまったく馴染めず、「使えないヤツ」のレッテルを貼られて3ヶ月で退職しました。
ここで一旦、数ヶ月は転職活動を休止します。
そのあとに入った会社では、しっかりと自分の能力を活かして仕事をすることができたので、ウツになったときの会社は相性がものすごく合わなかったんですね。
給料も順調に上がりましたし、なにより他の社員との連携もバッチリで、すぐに役職もあがることができたんです。
結局のところ会社は相性ですし、転職活動は意外となんとかなるものです。
転職活動は自分との戦いというか、1人でがんばるものなのでツラいですよね。
でも、案外なんとかなるものです。
【村社会】会社は小さな村と一緒
会社というのはそれぞれが独自の村のようなものです。
会社ごとに独自のルールがあって、独特な雰囲気があります。
もしあなたが会社で否定されたとしても、それはその村社会(会社)と合わなかっただけです。
決して、あなたに実力がないからという理由ではありません。
転職活動で不安になる人は、自分を過小評価している場合が多くあります。
なぜ過小評価してしまうのかというと、それまでの会社でけなされたことが多いからなんですね。
でも、所詮、会社は会社でしかありません。
そこから出てたら、前の会社の影響力なんてこれぽっちもないんです。
肝心なことは「自分に自信を持って、自分に合った会社を探す」ということ。
前向きに行動することが大事です。
初めての転職活動でウツになった友達の話
初めての会社、初めてのブラック企業
友達は女性で20才、短大を卒業して飲食業の会社に入りました。
飲食業というか、もうちょい詳しく書くとスイーツのお店です。
個人経営だったので、店主がまさにお店の王様という感じ。
激務&セクハラ&休みナシ(週一休み)だったそうです。
しかも、ほかの子はみんなつらすぎて辞めてっちゃうので、さらに仕事は増えるいっぽう…。
まさにブラック企業を絵に描いたような職場でした。
自分に自信がなくなる罵詈雑言
だいたいそういう職場は、なにか些細なミスをしただけでもめちゃくちゃ怒鳴られるんですよね。
「お前やる気あんの?」
「つかえねーなー」
「バカでもわかるでしょ?」
などなど…。
そんなのを毎日言われてたら、どんなに心が強い人でもくじけてきますよね。
ましてや初めての会社であればなおさらです。
焦りばかりがつのってしまう
自分はダメなんだ、なんとかしなきゃ…と焦りばかりがつのる毎日になります。
そうすると、身体の限界以上に働いちゃうんですね。
限界以上に働くと、今度はメンタルがやられていきます。
しかも忙しすぎて、会社と家の往復、たまにある休みは家で寝てるだけという生活になっていくわけですよ。
そうなると、息抜きをすることをナチュラルに忘れてしまいます。
これを読んでいる方も、もしかしたら息抜きがうまくできていない方も多いのでは…?
これって結構怖いことで、ストレスが溜まって当たり前、みたいな日常になっちゃうんです。
自分の世界はあの仕事場しかない…と思い込むようになり、逃げ道をなくしてしまいます。
幸いにして、友だちの場合は、変な様子にぼくが気づいて相談に乗ったため、無事転職することができました。
これを読んでる方で、似たような状況の方は、すぐに転職サイトを見た方が良いと思います。
転職サイトに登録すると、無料で転職エージェントの人が相談に乗ってくれるので、第三者からの意見を聞くことができるんです。
第三者からの意見を聞くのってめちゃくちゃ大事ですよ。
評価してくれる人はちゃんと評価してくれる
友だちは無事、ブラック企業を退社し、転職活動をしています。
今までの経歴をしっかりと相手に伝えると、多くの企業で内定まで行きそうとのことでした。
なにより、「ちゃんと自分が真面目にやったことを認めてもらえて、話を聞いてもらえてうれしい」と言っていました。
ブラック企業で自信喪失し、不安になったとしても会社はたくさんあるということ
ブラック企業でメンタルをボロボロにされて、そのせいで転職活動が不安になってしまうのは、とても悲しいし、ツラいことです。
でも、会社は1つだけじゃありません。
星の数ほどあります。
探していれば、きっとあなたにあった会社と出会えるはず!
ブラック企業で否定されまくったことは、友だちや転職エージェントに話してスッキリさせちゃいましょう。
あなたを否定するクソ会社もあれば、あなたを欲しがる会社だってあるのです。
転職の不安を解消!転職期間中に余裕でいるコツ
転職サイトをかたっぱしから登録する
転職サイトを使って転職するのは、もはや定番になっています。
しかし一つの転職サイトだけだと、もしかしたらあなたと相性ぴったりの会社が登録していないかも知れません。
なるべく多くの転職サイトで登録してみましょう。
ぼくはだいたい3.4社くらい登録してたかな…。
担当になるエージェントの人も個性があるので、3社くらい登録するといい人に1人は当たります。
求人情報はなるべく多く見てみる
求人サイトで上位に着てる求人だけを見て応募するのは危険です。
なるべく多くの求人情報を見るようにしましょう。
そして気になるところがあったらとりあえずエントリーしてみてください。
求人サイトの場合、いちいち手書きで履歴書を書く必要がないので何社に送っても手間はかかりません。
エントリーしまくって、面接をしていけば、それだけいろんな会社に詳しくなれます。
だんだんと面接に受かるコツも肌感でわかるようになってきますし、経験値を積むことができるのでオススメです。
ハローワークの滞在時間はできるだけ短くする
転職期間は何回かハローワークに行かなくてはいけません。
…が、ハロワは負のエネルギーというかあんまりいい感じじゃないのでなるべく早く出たほうがいいです。
ぼくがハロワに対して全然いいイメージがないというのもありますが…笑
求人情報にしても、ハローワークより求人サイトのほうがよっぽどいい求人が載っています。
時間に余裕があるうちに運動を生活習慣に組み込む
転職サイトを見ていると、だいたい家にこもりっきりになってしまいますが、それはそれでよくありません。
転職期間中は良くも悪くも時間がたくさんあって自由なので、運動する習慣をつけるのには最適です。
ぼくは24時間営業のジムに行って筋トレをしていました。
やっぱり身体を動かして適度な疲労感が出てくると、充実してる感じがするんですよね…。
不安な気持ちもかなりやわらぐので、まずは簡単にできるランニングからやってみてください。
Twitter・インスタグラムをあまり見ない
Twitterやインスタを見ると、みんな楽しそうな投稿ばかりです。
転職期間中はダメージがでかいので、見るのをやめておきましょう。
百害あって一利なしです!笑
転職の不安を解消!新しい職場に馴染むコツ
一言で言えば、「会社という村社会に適応するようにがんばる」ということになります。
具体例をみていきましょう!
新しい職場のやり方を覚えて合わせる
以前と同じような仕事だとしても、会社によってはやり方、考え方が違うことは往々にしてあります。
いままでのやり方を強引に通すのではなく、新しい会社のやり方に合わせてやってみることが大事です。
誰かにアドバイスされたときは、素直に受け止めましょう。
アドバイスはだいたい善意でしてくれるので、それに反抗してしまうといい結果になりません。
嫌われる発言「いや~前の職場では別なやり方してて…そっちのほうが効率イイっすよw」
社内の何気ないルールを確認する
就業規則を読むのもいいですが、リアルな場面での何気ないルールだったり社風を確認するのも大事です。
例えば…
- 休憩は、一人でごはん?みんなで食べにいく?
- 服装はどれくらい自由?
- 残業はしないで帰ったほうがいい?
- 社内恋愛はあり?
- 飲み会のテンションはどんな感じ?
などです。
こういった「人間関係」に関することを観察してそれに合わせると、意外なほどすんなりと会社に馴染むことができます。
重要ポイント:村社会(会社)に馴染むには、村人(社員)を観察しろ!
前向きな姿勢をアピールする「意欲的に調べる自主性」
新しい会社に行ったら、教えてもらうことをしっかりとモノにするもの大事ですが、自分から調べる主体性も大事です。
これはスキルを早く上げるというのもありますが、「意欲を伝える」という点がもっとも重要です。
ちゃんとしっかり働く気があるんだな、というのを行動で示しましょう。
そうすれば、あなたを認めてくれる人が必ず出てきます。
毎朝の挨拶は自分から!
当たり前のようでいて意外とできていない人が多い、毎朝の挨拶。
これから仕事だ!という前に、相手に好印象を持ってもらうには、挨拶がとても大切です。
「なるべく笑顔」「年下にも礼儀正しく」「ハキハキと喋る」
この3つは、社会人として守って損はないポイントです。
新しい会社では自己紹介をする場面な何回かあるので、事前に簡潔にまとめたストーリーを考えておきましょう。
実績や自己アピールが長いと、ただの自慢野郎かよと思われるので注意してください。
遠慮は無用!仕事を見つけたら率先してやる
転職した最初のころはなにをしたらいいのかわからずに、指示待ち人間になってしまいガチです。
上司や先輩が有能な人だったらうまく業務をコントロールしてくれますが、そうそういいめぐり合わせにはなりません。
指示を待ってるだけなのに「こいつ、ぜんぜん仕事をしようとしないな…」なんて思われる可能性もあります。
そうならないように、電話対応や雑用は率先して行うようにしましょう。
中小企業あるあるですが、電話はみんな出たがりません(めんどうだから)
そこで3コール以内に必ず電話に出るようにすれば、周りからの印象はめちゃめちゃ良くなります。
ありがとうの気持ちを忘れずに声に出す
転職をしたばかりのときは、いろんな人に助けてもらう機会が多くなります。
誰かになにかをしてもらったら、「ありがとうございます」と言えるようにしておきましょう。
当たり前でしょ、と思うかもしれませんが、意外とできてない人も多いんですよ…。
感謝されてイヤな人はいないので、過剰なくらい周りに感謝してみましょう!