サラリーマンの5人に1人はやってる副業。
この記事を読めば、あなたもきっと「副業って結構大事なんだな…しかも思ってたより転職のハードルって低いな!」と思うはず!
ニュースでもよく聞きますが、最近になってようやく社会的に「副業」が一般化してきました。
数年前には存在していなかった職業がどんどん増え、サラリーマンから個人事業主になる人も増えています。
しかもぼくの肌感覚的に、IT業界に限って言えば副業している人はもっと多い割合になっていると思います。
なぜみんな副業を始めているのでしょうか?
その答えとなるキーワードはこんな感じです。
- AIの進化と普及
- 機械化(ロボティクス)
- 世代交代
- 税金の増加
- 景気の悪化
などの理由で、2020年のオリンピックを境にどんどんと「働き方」自体が変わってくるのは間違いありません。
それにいち早く気づいている人ほど、副業を熱心にやっています。
それはなぜなのか。
副業をしないとどうなってしまうのでしょうか…。
今回は副業禁止の会社で働くことのリスクを書いていきたいと思います。
超わかりやすい目次(各項目を押すと飛びます)
副業禁止の会社をいますぐ辞めたほうがいい理由
理由その1:どんな会社もなくならない保障はない
いままでは、大企業に勤めたら一生安泰みたいな雰囲気がありました。
親世代はとくにそうですよね?
いわゆる護送船団方式というやつで、国が企業を守ってくれていました。
しかし、少子高齢化によりそれもすでに過去の話になってきました。
名だたる大企業が人員削減をしているのは、ニュースを見ていると毎月のように耳に入ってきます。
メガバンクの筆頭である三菱UFJ銀行でも、あと数年で全体の3割近くの人員削減を行う予定になっているそうで…。
さらに人員削減以外にも、パワハラや激務による体調不良など、いたるところにリスクは潜んでいます。
大企業に就職できたら安泰…というのは過去の話。
企業に頼らずに、どんな会社にも転職できるだけの自分のスキルを持つことが重要になってきます。
副業をすると、「自分のスキルをさらに伸ばす」ことが可能です。
もちろん、どんな副業をするかにもよりますが…。
ぼくの場合、デザイナーとして働きつつ、副業でもデザインの仕事を受けていたため、本業しかやってない人よりもスキルが身につきました。
その結果、転職は自分の行きたいところに行けるようになったんです。
もしあなたの勤めている会社がなくなったとき、副業を経験していないままだったら、今より良い会社に転職できそうでしょうか…?
副業禁止の会社に勤め続けるというのはそういったリスクを背負っているということです。
理由その2:ルーチンの仕事はなくなっていく
これからは、ルーチンワークや簡単な仕事はどんどんなくなっていくと予想されます。
すでにその兆候は身近なところででてきます。
例えば、スーパーのレジのバイト。
ぼくの家の近くのスーパーは、レジがセルフレジになっており、バイトの数が減っています。
今後、コンビニも無人コンビニのようなものが主流となり、いままでと違ってバイトがほとんど必要なくなるでしょう。
海外では、Amazonがすでにそういった実験店舗を作っています。
JRでも赤羽に試験店舗をつくりましたよね。(実際に行ってみたところ、自分が取った商品をAIが完璧に認識しており、会計がめっちゃ早くすみました)
会社の中でいうと、事務作業や経理作業の一部はAIが行うようになっていきます。
給与計算などのルーチン作業は別に人がやらなくてもいいですよね…。
あとは受付業務。
これはすでに派遣社員にまかせている企業も多いですが、そのうち受付スペースにはディスプレイ端末が置かれるだけになるかもしれません。(中小はすでになってるところも多いです)
工場の仕事も機械化がさらに進み、人があまりいらなくなってくるようになります。
ルーチンでできるような仕事を人がやる必要がなくなってくる世界はすぐそこまで来ているのです。
副業をもしやっていれば、本業での仕事がなくなったとしても、しばらくは副業で生きていくことだってできます。
理由その3:これからは会社単位ではなく個人単位になっていく
IT系は特にそうですが、「優秀な会社」と仕事をするというよりも「優秀なあの人がいる会社」だから仕事を頼みたいということが増えてきています。
会社の名前に信頼感を持つのではなく、個人の実績などに信頼感を持つ人が増えてきているんですね。
これはいままでとまったく逆の考え方になります。
いままでは「大企業の看板を背負った営業はしやすい」などのアドバンテージがありましたが、今後は「大企業よりも、個人で有名な人のほうが営業がしやすい」ということになってくるかも。
実際に、プログラマーとして優秀な知り合いは、会社で受ける仕事よりも、副業で個人受けする仕事のほうが単価が高くなっていると言っていました。
ぼく自身、デザインを副業でやったことで、いろんな人から仕事をもらえるようになっています。
会社の看板に隠れた働き方から、個人を発信していく働き方へのシフトチェンジが行われていると言ってもいいのかもしれません。
そういった流れの中では、副業をやることの重要性というのは非常に大きなポイントになってきます。
言い換えると、副業を禁止している会社にいてはその流れに乗れないということでもあります。
あなた個人に優秀なスキルがあるのに副業ができないのであれば、それは大きな機会損失だということです。
理由その4:国に支払う税金が増える
これからどうあがいても、少子高齢化は避けられません。
働ける人口は少なくなり、支えなければいけない高齢者はどんどん多くなります。
国としての機能を保つためにも、支払う税金の負担額は増えていくことは間違いありません。
消費税の増税も決まってますし、これからさらにいろんな増税が待ち構えています。
そうなったときに、本業だけでの収入で今の生活水準を保持できるでしょうか…?
副業で月に10万円くらい稼いでいる人だったら、今と変わらない生活水準を保持できるかもしれませんが、本業だけの人はなかなかキビシイはず。
本業で月の給料をプラス10万円にするのはかなり難しいというか、ほとんどの人は不可能です。
本業の残業をしないで、その分の時間で副業をすれば、月にプラス10万円は余裕でできるのです。
理由その5:転職は昔よりもかなりやりやすくなっている
副業禁止の会社に勤め続けるリスク、意外と大きいですよね。
しかし、ほとんどの人がまだこのリスクに気がついていません。
気づいたとしても、「転職は難しいそうだしいいや…」って思ってる人は多いと思います。
たしかに昔は転職活動は大変で、しかも周りから「あいつは転職に逃げたな」なんて言われてしまうこともありました。
ですが今の時代、一つの会社にしか経験をしてない人のほうがリスクが高くなってしまうのです。
一つの会社しか経験してないということは、その会社のルールしか知らないということ。
さらには、その会社の中だけでしか能力が発揮できない人材に気が付かないうちになってしまっている危険性もあります。
転職活動は、やってみるとその簡単さに驚くはず。
ぼくは5回転職をしてレベルを上げてから起業しましたが、転職活動で行き詰まったことはありません。
転職サイトはわかりやすく、そして無料ですし、なにより転職のアドバイザーに相談することができます。
自分では気が付かなかった可能性や興味がある業界など、あらたな可能性を探ってみるのは絶対に悪いことではありません。
現状の環境にずっと居続けるのか、それともこれからのことを考えて転職をしてみるのか…。
ぼくが確実に言えることは「副業禁止の会社にいると、会社がなくなったときのリスクがデカい」ということです。
副業をしっかりとしていれば、もし本業の会社がなくなったとしても当面は食いつなぐことができますよね。
本業で残業につぐ残業の日々を過ごしているのであれば、本業(残業ほぼナシ)の会社で副業をやったほうがゼッタイにいいです。
副業禁止の会社にいるリスクはほとんどの人が思っている以上に大きいのです。
まとめ:日本が不況になったときも、副業ができる人は強い
正直な話、2020年あたりから日本は不況まっしぐらになる可能氏が高いです。
少子高齢化、移民問題、不動産バブルの崩壊などなど、兆候はすでに現れてきています。
不況になったとき、あなたの勤めている会社は生き残れるでしょうか?
もしダメだった場合、副業をしている人であれば金銭面でも転職に有利なスキル面でも安心できます。
逆に本業だけしかしてないのに会社がなくなってしまったら、転職活動をなるべく早めに終わらせないとかなり厳しいことになりそうです。
しかも不況時は、会社が多くなくなるので転職のライバルも多くなるということ。
そんなときに副業で自分のスキルを高めているかどうか、そしてなにより”金銭的に余裕がある”かどうかは非常に大きなポイントになってきます。
ぼくも副業をやってなければ、どうなってたことか…。
ぼくが経験した副業をメインに、サラリーマンでも月20万円稼げる副業ランキングを作ったので、ぜひ参考にしてみてください!