派遣社員から5回転職したぼくですが、サラリーマンとしての年収は平均より高めでした。
今はもう起業してるんですけど、転職するたびにそこそこ年収を上げていたので割りといい転職が出来てたと思います。
ちなみにぼくは大学を出ていないので、凡人の中でもちょっと低めな学歴(控えめ表現)ですw
低めな学歴(控えめ表現)なぼくですが、33才の平均年収が482万円(男性)の時に650万円超えだったので年収自体はそこそこでした。(+副業が100万円ちょっと)
合計で年収800万円近くなので、高収入と言えなくもないレベルですね…w
会社員としてで見れば、これくらいでも相対的に高収入といえます。
リアルな話、MARCH卒レベルくらいでも、起業したほうが年収1000万円行く確立は高いはず。
ぼくの周りでも年収1000万円を超えてるのは、起業した人が一番多くて、次に大手メーカー勤め、営業でめっちゃ才能ある人、って感じです。
スペックは人それぞれで、MARCH卒の人もいればFラン卒の人もいたりして、正直学歴はそんなに関係ないですね。
東大卒とかはまたちょっと違う感じですが…。
そもそも東大レベルの人は転職もうまくやっちゃうと思うので、今回は「普通の人が高収入の転職をするためには」というテーマで書いていきたいと思います。
超わかりやすい目次(各項目を押すと飛びます)
凡人が高収入な転職をするにはどうすれば良いのか
そもそも高収入ってどれくらい?
高収入というのはどれくらいかというと、これって結構、人それぞれなんですよねぇ…。
1000万円でも高収入じゃないって人もいますし、800万円でも高収入だ!って人もいますし…。
とりあえず、サラリーマンとして現実的な年収800万円を今回は高収入の最低ラインとします。
金銭感覚的には、
- 年収800万円・・・結構ふつうな生活だが、節約しなくても貯金する余裕がある。
- 年収1,000万円・・・独り身だとちょっと余裕がある。家族がいると意外と余裕がない。ここらへんから投資を始める人が激増する。
- 年収2,000万円・・・家族がいても余裕。独り身だと普段の買い物で金額を気にしなくなる。
- 年収3,000万円・・・毎月の支出を気にしなくても全然生きていける。家族がいる人は子供に英才教育を受けさせれる。
って感じです。
とりあえず平均年収を見てみる
高収入を狙う前に、まずは年代別の平均を見てみましょう。
年代 | 平均年収・男性 | 平均年収・女性 |
20才 | 308万円 | 248万円 |
21才 | 310万円 | 261万円 |
22才 | 293万円 | 263万円 |
23才 | 305万円 | 280万円 |
24才 | 333万円 | 304万円 |
25才 | 357万円 | 321万円 |
26才 | 376万円 | 338万円 |
27才 | 393万円 | 349万円 |
28才 | 408万円 | 355万円 |
29才 | 425万円 | 359万円 |
30才 | 440万円 | 372万円 |
31才 | 456万円 | 381万円 |
32才 | 475万円 | 383万円 |
33才 | 482万円 | 389万円 |
34才 | 492万円 | 388万円 |
35才 | 502万円 | 390万円 |
36才 | 513万円 | 393万円 |
37才 | 520万円 | 401万円 |
38才 | 527万円 | 393万円 |
39才 | 545万円 | 396万円 |
まずはこの平均を超えてるかどうかです。
正直、職種によってかなりハンデがあるんですよね…。
例えば、投資銀行業務(ファンド)だと年収1000万円超えてますし、戦略コンサルタント(戦コン)も年収800万円は超えています。
いわゆるエリサー(エリートサラリーマン)ってヤツですね。
逆に年収が低い職種の代表は、ホームヘルパー(平均年収313万円)、調理師見習い(平均年収250万円)、ビル清掃員(平均年収246万円)という感じになっています。
こちらは誰でも就職できるといったらアレですが、学歴はほぼ関係なしの職場になります。
このように、職種によって年収の差は大きく開きます。
転職する際には、転職先の職種の平均年収がどれくらいなのかはかならずチェックするようにしましょう。
年齢が上がっても給料が上がらないような職種に転職してしまうと、かなりキビシイことになります。
意外と低い、MARCH卒の平均年収
さて、それではそこそこいい大学に行った人はどれくらい稼いでいるのでしょうか?
MARCH(明治大学、青山学院大学、立教大学、中央大学、法政大学)の平均年収も見てみましょう。
DODAで、21才~59才までのホワイトカラーの人限定データがありました。
大学名 | 平均年収 |
明治大学 | 524万円 |
青山学院大学 | 510万円 |
立教大学 | 504万円 |
中央大学 | 531万円 |
法政大学 | 482万円 |
そこそこな大学を出ていても、平均年収はこれくらいになってしまいます。
意外と低めですよね。
現実はなかなか難しいです。
でも、ぼくのように大学を出てなくても年収800万円近くにすることは可能です。
そのために重要なことは、
スキルを副業に活かせる仕事に転職する
ということ。
スキルを副業に活かせる仕事といえば、そう、IT系職種です。
年収が高めのオススメ職種、IT系とは?
ぼくがオススメするのは、IT系の職種です。
なぜIT系がいいかというと、
- 若いときは未経験OKでも雇ってくれる会社が多い。
- スキルを身につけると、それを武器に好条件の転職ができる。
- 高スキルを身につけると、ヘッドハンティングが普通にある。
- これから廃れる可能性が低い職種である。
- スキルを元に副業がやりやすい。(というか知り合いはほとんどやっている)
という理由です。
ぼくも工場でエアコン作ってた派遣社員でしたが、WEB・印刷の両方をやるデザイナーになりました。
自分で何かを作り出せると、1人でも仕事ができるようになります。
真面目にスキルを磨きながら仕事をしていると、「ちょっと個人的にこんな仕事があるんだけど、やってみない?」というお誘いがくるはず。
ぼくもよくそういうお誘いをもらいましたし、周りの人もみんなそれぞれ独自のルートで仕事をもらっていました。
それが副業になって、自分の年収をさらに押し上げるのです。
ちなみにぼくがやってみた副業をメインとしたまとめも作ってみたので参考にしてみてください。
参考:サラリーマンでもできる副業ランキング【実際にやって月10万以上稼いでます】
代表的なIT系職種の平均年収をちょっとご紹介しますね。
職種 | 平均年収 |
システムエンジニア | 510万円 |
データサイエンティスト | 700万円 |
webデザイナー | 400万円 |
ITコンサルタント | 700万円 |
プログラマー | 480万円 |
そんなに高くない…?と思ったかもしれませんが、あくまでもこれは平均です。
稼いでる人はめっちゃ稼いでいますw
稼げる人はスキルがやっぱりあるんですよね…。
ほかの職種の場合、どれだけスキルがあってもなかなかそれが年収に直結しないことが多いと思います。
例えば、先程でてきたビルの清掃。
清掃業務のスキルを伸ばして、キレイ&早く清掃ができるようになってもそれが年収にはなかなか結びつきません。
でも、例えばwebデザイナーとしていいデザインを作ると、それが評判になって注文が舞い込んでくるようになります。
プログラマーも、キレイでいいコードを書けるようになるとめちゃくちゃ重宝されます。
自分のスキルが成長していけば行くほど、高収入を狙えるのはIT系職種の強みなのです。
ぼくは「どの業界に転職するのがおすすめ?」と聞かれたら迷わず「IT系で興味があってがんばれそうなところ」と答えます。
まったくの未経験でも、きっかけはある
「そんなこと言っても、IT系とかまったくわからないし…」という方もいると思います。
ぼくも実務経験ゼロでIT系に転職したのでその気持はわかります。
でも、IT系の会社って未経験OKなところも探すとあるんですよ…主にブラック企業なんですけど…w
給料が安い&サービス残業で帰れないなんて会社もザラにあります。
しかしそういった会社で基礎的なスキルを学び、さらにどんどん力をつけていくことで、高収入な転職ができるようになるのです。
例えば、フロントエンドエンジニアになって、サイトのコーディングなどを学ぶとすると、センスのある人だったら3ヶ月くらいでかなりの域に達します。
3ヶ月でがんばって覚えて、あと3ヶ月くらいで実績を作りまくって、速攻で転職!というのもアリだと思っています。
逆に、ブラック企業に長いこといるのはゼッタイにやめたほうがいいです。
今あなたのいる会社が、ブラック企業でさらにスキルを磨けない環境なら辞めることをオススメします。(若ければなおさらです)
身体を壊しますし、ヒドいとウツにもなります。
ぼくは実際になりました…。
そうなる前に、基本的なスキルを学ぶ場所としてブラック企業を短期間だけ活用するのがオススメです。
まとめ:高収入になる転職は、副業ができるかが大事!
そこそこの大学を出ても、平均年収は500万円くらい。
それならば、自分のスキルを活かして副業をするのが最適解です。
そのためにはやっぱりIT系に転職するのが一番だと思うんですよね…。
もちろん向き不向きがあるので、誰にも当てはまるわけではないですが、ぼくはIT系への転職をして結果的に良かったです。
いままで転職の候補に入れてなかった方も、ぜひ検討してみてください!