ぼくはおそらく、昔の基準で言ったら相当ダメなヤツレベルで転職につぐ転職をしてきました。
いやー今の時代でホントよかった…。
転職をしまくってるうちに、どうやったら良い転職を成功させることができるかもわかってきました。
ちなみにぼくが思う良い転職とは、
- 給与もしくは待遇がよくなる。
- 新しいスキルを覚えることができる。
- 家から遠すぎない。
の3つです。
自分が転職をするときは、この3つを必ず念頭においてやってきました。
その結果、5回(未経験業種含む)もの転職に成功し、さらに現在は今までのスキルを活かして独立しています。
転職を何回でも成功させる秘訣は、
その都度スキルを新たに覚えること
です。
これが非常に大切で、ぼくはそのお陰で5回もの良い転職に成功してきました。
今回はどうやってそんなに転職をしてきたか、包み隠さずお話していきたいと思います。
超わかりやすい目次(各項目を押すと飛びます)
転職の回数は何回でも関係ない!自分の転職履歴
その1:工場派遣からイベント会社へ
専門学校を卒業後、派遣会社に入社して工場で働いていました。
ここで5年くらい働いたんですけど、いやー正直、役に立つスキルは覚えれてないです笑
数年働けば、派遣会社の本社勤務になるような話しだったんですけど、それもウヤムヤにされてしまっていました。
そこでもう辞めてやるっ!と勢いだけで辞めることに。
次の仕事はなににしようかな~と求人を見ていたら、ふとイベント会社の求人を見つけました。
ぼくが見つけたその会社は、主に美術館などの企画展を取り仕切る仕事でした。
社内でデザインができて現場にも行ける人材を探していたみたいで、これはおもしろそう!と応募することに。
まったくの未経験ながらも、熱意と根性で試験と面接を切り抜け、ぶじ入社。
最初にスキルがないと転職は…とか言っておきながらアレですけど、このときだけは気合と根性で転職しましたw
その2:イベント会社が潰れて別なイベント会社へ
最初のイベント会社では、イラストレーターやフォトショップなどを仕事の合間に独学で学び、ついでに趣味でやってた3DCGを仕事で使う提案をしました。
マンションとかで完成予想図ってポスターでありますよね?
CGで描かれたマンションの完成予想図。
ああいった完成予想図というのは実は展示会などのイベントでも作成するんです。
その完成予想図を3DCGを使用して描くことで、外注に出さなくて済むようになり、会社の中でも自分の立ち位置ができてきました。
ちなみにそのときは、1枚描くと20万円くらいの価格だったような気がします。
日々の業務でいい感じにデザインも覚えつつ、3DCGを使った業務もやっていたある日、会社が多角経営に失敗し倒産してしまうことに。
さいわいにも、ほかのイベント会社からお声がけを頂いて、そのままあっさりと転職が決定しました。
スキルを持っている&人脈があることの大切さですね。
最初の派遣だけやってたら絶対になかったことです。
その3:イベント会社からweb制作会社へ
次のイベント会社でも、ポスターなどのデザインやら3DCGやらを仕事にしていました。
ぼくは美大を出ておらず、専門学校で遊んでただけでしたが意外となんとかなるもんです笑
今思えば、周りの人達がすごかったので、かなり助けられていた気がします…。
慌ただしく働いていると、なんだかんだでイベント関係やデザイン関連の仕事の流れが見えてくるようになってきました。
そうすると、意外と外にでるお金が多くて、あんまり儲からないことに気がついたのです。
特にリーマンショックの影響もあって、クライアントの広告費が激減したことも大きな痛手でした。
これは印刷物だと儲からないぞ…ということで、webに興味を持ち始めたんです。
webってパソコンで作るだけだから、お金かからないで儲かるじゃん!というシンプルな考えでした笑
またしても勢いで辞めて、転職サイトでweb系の製作会社を探しはじめました。
この時がちょっとだけ時間かかったかな…。
というのも、印刷物のデザインとwebのデザインって結構違うんですよね。
webならではの知識も必要になってくるので、3ヶ月くらいは本を買ってみっちり勉強してました。
その後に転職活動をして、面接で言う決まり文句は、
「印刷業界でデザインを勉強してきたので、基礎には自信があります。そして独学でwebのデザインやコーディングも学びました。こちらがその成果です(プレゼン資料バサーっとだす)」
という感じ。
こんな風に転職活動をしていたら、10社中5.6社から内定を貰った気がします。
やっぱりスキルを持ってたり、自分で勉強してるというのは大事ですね。
その4:web制作会社からweb制作会社へ
最初のweb制作会社ではかなり長いことお世話になっていて(5年くらい?)、マネジメント職(管理職)にもつきました。
最終的に部長クラスになったんですけど、給料があんまり高くなくて…。
同世代の平均よりは高かったんですが、いまいち納得いかない感じだったこともあり、また転職することにしました。
…あらためて思い返すと、サクサク転職してるなぁ…w
ここでの転職活動も非常にスムーズに進んでいきました。
マネジメント職を経験していたことが大きなアドバンテージになったみたいです。
やっぱり人を管理する職業を経験するのはとても大きな転職資産になりますね。
転職資産って勝手に作ってはじめて使ったんですけど、なかなかしっくりくるかもw
結果、六本木にある超意識高い系のweb制作会社へ内定が決まり、そこで働きはじめます。
その5:web制作会社からさらに別のweb制作会社へ
超意識高い系web制作会社に入社したんですが、それが大きな間違いでした。
めちゃくちゃぼくと合わない会社だったんです。
もう水と油、嫁と姑くらい合わない会社でした。
あまりにも合わなさすぎ&居場所なさすぎで、ストレスは限界値に。
会議中にぶっ倒れ、緊急で病院に行ったところ、尿管結石という病気になっていました。
簡単にいうと、尿道に石ができる病気なんですけど、これがめちゃくちゃ痛いんです。
石というのがとげとげのついたヤツで、それが暴れまくっている感じ。
顔面蒼白でもだえてました。
病院で待ってても、看護師さんが「あ、尿管結石なの!?それは痛いよね…順番早くなるか見てくるね」って言ってくれるくらいヤバい痛さです。
ストレスはマジでためないほうがいいですよ…。
というわけで転職しました。
ここは3ヶ月位だったかなぁ…。
めちゃくちゃ早い転職だったんですが、特に転職活動で問題になることはなかったです。
面接で理由を説明したら「それは大変だったねー」ですみました。
次に選んだのが、もうちょいゆるめのweb制作会社です。
今度は、制作だけでなくもっとwebの専門知識に強い会社で学びたいと思い、その視点で会社選びをしました。
その会社で2年くらい働きつつ学び、現在は起業しています。
まとめ:転職の回数は問題にならない
そんな感じで5回もの転職を経験した自分からしてみれば、転職の回数なんて問題になりませんでした。
さすがに、30代後半で転職回数がめちゃくちゃ多いと難しいかもしれないですけど、転職の理由が前向き&明確だったら大丈夫なはずです。
もし前向きな理由じゃなくて転職する場合は、なんとか前向きな理由を探しておくと面接に受かる可能性が上がりますw
大企業ですらも安泰じゃないこの時代、転職活動は他人事ではありません。
人によっては何回もすることになって当然です。
良い転職活動をして、いい会社に入り、いい経験をしていきましょう!