失業すると、「はやく転職しないとお金がない!」とついつい焦ってしまうこと、ありませんか?
幸いなことに今の日本には職を選ばなければ仕事はたくさんあります。
とはいえ、簡単に就職を決めてしまうととんでもないことになることも。
働いても働いても給料が低い、ボーナスだってほとんどもらえない、という企業もザラにあるのです。
そんなワーキングプアにならないためにも、どんな企業にワーキングプアが多いのか調べてみました。
超わかりやすい目次(各項目を押すと飛びます)
ワーキングプアの問題点。あなたもこうならないでください!
ワーキングプアが多い派遣社員
僕も以前、デザイナーになるまえは工場の派遣社員でした。
半導体を作る工場だったのですが、正社員との待遇の差がすごかったのを覚えています。
例えば、工場の正社員は3勤3休、ボーナスあり、
派遣社員は4勤2休、ボーナス少しだけあり、さらに正社員より月々の給与も低いのに、やっている仕事は正社員と同じなのです。
派遣社員というのは、間に派遣会社が入っている分、当たり前ですが経費がかかってきますよね。
ですので、派遣社員本人にはいるお金が少なくなるのは仕方のないことかもしれません。
もちろんすべての派遣会社がこうというわけではないと思いますが、こういった会社があるのも事実なのです。
ワーキングプアが多い業種
ワーキングプアが多い業種はズバリ、事務、販売、サービスの3つで、ワーキングプア全体の7割を占めています。
人が多い業種、それも就職が割りとしやすい業種はワーキングプアになりやすい業種といえるかもしれません。
非正規職員はかなり過酷な場合も
役所などに行くと、正規職員のかわりに非正規職員が増えてきており、窓口対応などは実は非正規職員の方だったりします。
非正規職員というのは、正職員とほぼ同じ仕事内容ですが、年収が低い、名刺がない、ロッカーもない、…といった違いがあるそうです。
役所によっても違うとは思いますが、よく話しになるのは、正規職員は後ろで談笑していて、非正規職員が窓口対応を真剣にしている、という構図ですよね。
僕も実際、役所に行ってこんな感じの状態を2.3回見たことがあります。
おじさんたちが椅子にふんぞり返って、僕にも聞こえる声で釣りの話しをしていました笑
就職をするなら正社員や正規職員にならないと、ワーキングプアの危険性が大きく高まってしまうのかもしれません。
広がる格差社会
昔からの年功序列、終身雇用というのは今や幻想になってしまいました。
強い企業で働いていけばどんどん年収があがり、逆に弱い企業はどんどん潰れていっています。
もちろん強い企業はエリートが集まるのでなかなか入ることはできません。
一握りの人達はとても裕福になる分、その他の人達はワーキングプアになってしまう危険性が多いにあるのです。
なんとかして安定して高級をとりたいと思っても、公務員もなかなか難しく入るのは困難を極めるでしょう(コネがなければ特に)
ちなみにNHKの平均年収はなんと1780万円です。
NHKの財政難が…などと言われていますが、とんでもなく給与は高いんですね…笑
その分、ぼくらは高い受信料を支払って支えていかなければなりません。
たとえあなたがワーキングプアだったとしても…。
失業してからの転職でワーキングプアにならないために
やはりなんといっても正社員での雇用を目指して転職活動をしたほうが良いと思います。
労働組合がある会社だとなお良いと思いますが、なかなか入るのは難しいかもしれません。
しっかりと会社の福利厚生を見極めてから入社しましょう!