失業してしまったけど、お金がない!というか貯金がまったくない!
こんなことになってしまったらどうすればいいのでしょう?
と、他人ごとのように書いていますが、実はボクがその状態になってしまいました。
いやー結構大変でした…。
僕のいう貯金無しというのは、「いやーぜんぜんなくてあともう200万円くらいしかなくてさーwww」なんていう甘いものではなく0円という意味です。
そんな僕がどうやって生活してきたか、隠すこと無く話していきたいと思います。
超わかりやすい目次(各項目を押すと飛びます)
失業して貯金がゼロだった、僕の場合
離職票をもらえない嫌がらせからすべては始まった
僕が会社を辞めた理由は、ストレスによるうつと胃潰瘍が原因だったため、いわゆる特定受給資格者になれる条件は揃っていました。
特定受給資格者になると、待機期間は7日間ですむため、すぐに失業保険がもらえるからなんとかなるかなーなんて思っていたのが大きな間違いだったのです。
ハローワークで手続きをするにはどうしても離職票が必要です。
しかしこの離職票、会社が嫌がらせをして発行を遅らせるなんてことが実はあるのです。
僕も話しには聞いていましたが、現実にあるとは、しかも自分がそれをされるとは夢にも思っていませんでした。
離職票をもらうために、会社の社長にメールし、電話し、いろいろやってやっと2ヶ月後に離職票を手に入れることができましたが、その間なにも収入はありません。
失業保険をもらえない上に治療費がかかる
胃潰瘍と同時に尿管結石という体の中に石ができる病気にもなっていた僕は、病院での診察を定期的に受けなければならない状態になっていました。
会社にいたときは社会保険があったのですが、失業してしまうとそれもありません。
いそいで役所に行って、国民健康保険に切り替えました。
ちなみに国民健康保険の場合は、離職票はいりません。
失業を証明できる書類があればOKです。
収入がないので銀行のローンを利用することに
結局会社の嫌がらせによって失業保険の受給が遅れたために、銀行のローンを使うことになってしまいました。
トータルのマイナスは40万円ほどです。
しかし、お金を借りるのでしたら実はもっといいやり方があることを知りました。
それは、離職者支援資金貸付制度というものです。
まったく知られていない離職者支援資金貸付制度とは
これは失業した時に生活の維持が困難になった場合、再就職までの資金を貸しますよ、という制度です。
この制度でお金を借りると
- 月20万円(単身者は10万円)まで借りれる。
- 貸付期間は12ヶ月以内。
- 利息は年3%だが、貸付期間終了後から6ヶ月は無利子。
このような条件になります。
なんといっても早めに返せば無利子というところが魅力的ですよね。
銀行やサラ金に借りるよりもずっと安くすみます。
僕の場合はこの制度をまったく知らなかったので活用できませんでしたが、今困っている方はぜひ役所に相談に行ってみてください。
利息がほぼかからないでお金を借りれるというのは非常に助かりますよ!