失業した時になにが強みになるかというと、手に職をもっているかどうかですよね。
貯蓄がなくてお金がないとしても、手に職(スキル)を持っていればすぐにも転職は可能です。
しかし、まったくの未経験で技術者になれるものでしょうか?
それぞれの種類と難易度を検証してみたいと思います。
超わかりやすい目次(各項目を押すと飛びます)
技術者になって失業しないために!
WEBプログラマー
職業訓練校で言われているWEBプログラマーというのは、いわゆるコーダーのことです。
HTMLやCSS、JavaScript(たまにPHP)などを覚えます。
難易度的には・・・5段階評価で言えば3くらいです。
もともとパソコンでブラインドタッチができるくらいのレベルであれば特に問題はなく数ヶ月で最低限は覚えれるはず。
20代だったらわりとすんなり転職もできると思いますが、コーダーの給与はそれほど高くはありません。
プログラマー
プログラマーと一言で言っても、実はさまざまな種類があります。
ゲーム系、組み込み・制御系、パッケージソフト系、サーバー系、汎用系、通信系など、それぞれに合わせて覚える言語が違います。
同じ種類だったとしても、会社が違えば言語が違う、ということもザラですのでかなり覚えることは多いです。
難易度は文句なしの5です。
しかしその分、高給取りの方も多いので、一攫千金を狙っている方にはおすすめです。
言語は、Python、Ruby、Groovy、Scala、C#、F#、OCaml、Clojure、Haskell、C、Java、C++、Objective C、PHP、JavaScript、Perlなどです。
全部覚えるのは普通の人には無理なので、自分の行きたい会社ではどの言語がメインなのかを調べてから覚えるといいと思います。
CADオペレーター
3DCADなどの専用ソフトを使って、ラフ絵(ポンチ絵)からパソコン上で正式な図面を描くのが仕事です。
ソフトの使い方が簡単になってきたので、昔ほど専門性は必要ありません。
難易度で言うと、2くらいでしょうか。
残念なことに、正社員ではなく派遣社員でCADオペレーターとなることが多いようです。
簡単な分、正社員で入るのは難しいですが、極めればそれなりに高待遇になることもあります。
データベースエンジニア
データベースエンジニアとはデータ管理者とデータベース管理者の両方の意味があり、データベースを計画し、設計し、運用して毎日の保守までこなすということになります。
わからない人にはなんのことだかさっぱりですね笑
WEB系のプログラムを組めるようになってからこちらのほうに進むといいと思います。
おもにSQLを覚えていくのですが、それ以上に対人スキルも必要です。
ものすごく重要なので、高給をもらえる場合が多いのも特徴です。
難易度は4から5です。
ネットワークエンジニア
ネットワークエンジニアとは、大雑把にいうと、ネットワークインフラの計画・設計・構築・運用管理をする仕事です。
チームで動くことが多く、コミュニケーション能力も重要になってきます。
ルーターなどの設定や、配線の配置案など仕事は多岐にわたります。
年収はそこそこですが、データーベースエンジニアよりも人口は多いので、いいところに就職するのはちょっと難しいかもしれません。
難易度は3~4です。
システムエンジニア
システムエンジニアとは、システムの設計・開発・テストをする仕事です。
プログラマとの違いは、
システムエンジニアが要件にあわせて設計書を作って、
プログラマがその設計書をもとにプログラムを組む
ということになります。
システムエンジニアはお客さんとの打ち合わせや見積もり作成、工程管理、テスト、人員の管理などが主な仕事です。
プログラムを組まないから言語を知らなくていいや、というわけにはいきません。
プログラマーとして一人前になってからのシステムエンジニアです。
ですので難易度は文句なしの5で、給料もかなり高めです。
労働条件も過酷なことが多いので、好きな人しか続けることができません。(とは言っても、このレベルになれる人は好きな人しかいないわけですが)
失業しない技術者のまとめ
ざっと主だったIT系技術者を説明しました。
会社によって内容が違ってくる場合があるので、あくまで一般的な参考にしてください。
ほかにも、WEBデザイナーやWEBディレクター、3DCGイラストレーター、OAオペレーター、WEBコンサルタント、などがあります。
同じ職種でも、会社によって待遇が大きく違うことがあるので、転職活動ではいろんな会社の面接に行ってみてください!